AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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理事長 Dr.小林米幸の独り言カテゴリのエントリ

暑い、本格的な夏日になってきた。朝の早い時間にフィリピン人男性やってきた。しばらくフィリピンに帰っていたとのことで血色がいい。親戚のほかにどうも「会いたい女性」に会ってきたらしく、からかうと赤くなってしまった。かわいい。席を立つときに「ドクトールといっしょだよ」と言われた。診察室の中、爆笑。一本とられた。ペルー人の患者に処方。今回、4月の診療報酬点数改定で処方薬のうち、一つでも一般名で医師が処方箋に記載すると、ジェネリック医薬品の中でも一番安いものが処方されるしくみになった。医療費削減のためであることははっきりしている。それにしても同じ薬のジェネリックであっても会社によって値段が何倍も異なるのはどういうわけか? これで「同じ作用の薬」と信じろというほうがむずかしい。それでも制度は制度。このペルー人の患者の処方薬にもひとつそういうものがあった。すると今までとは仮に作用が同じでも名前も薬の色も違うものが処方されるはず。これを説明するのがまた大変。とくに僕のクリニックのすぐ近くの調剤薬局で薬をもらうならいいのだが、遠くの知らないところでとなると具体的にどういう名前の薬が出たのかもわからない。ある意味、費用と引き換えに「危いこと」をしている気がしてならない。
  • 2012/5/17 14:43
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きょうは雨、朝から患者が少ない。やはり雨だから・・・・でも雨だからやってくる人たちもいる。雨で仕事が休みになる人たち、「現場」で仕事をしている人たちだ。というわけでフィリピン人男性の受診が多かった。彼ら、陽気でかわいい。一人はがん検診。なかなかいい心がけである。来月の14日にがん検診で胃の内視鏡をフィリピン人の奥さんともども行うこととなり、予約を入れた。もしこのまま変更なく行うことができたら、ほめちぎってあげなければいけない。フィリピン人がみんなそうかどうかは知らないが、奥さんは夜遅くまで仕事をしていて、だんなのほうは奥さんの仕事が終わるのをフィリビンレストランの食べ放題を食べながら待っている。それで太ったというのだが、たしかに小太鼓のような腹を抱えている。午後からタイ人女性、乳児を連れてあらわれた。生後まだ2カ月、このあたりに住んでまだまもないらしく、ママ友を探している、同じぐらいのこどもを抱えたタイ人を探していると話していたが、これはちょっとむずかしい気がする。フィリピン人でもそうだが、中には夜の街であやしげな連中とつながりがある人たちがいないわけでもなく、同国人だからと言って安易に紹介してあげるわけにはいかない。この女性、日本で大学院まで卒業して車も運転するというので、むしろ日本人のママ友を紹介してあげたほうがいいような気がする。というかクリニックの外来に来ているうちに探せるだろう。彼女の住んでいるのは大和市でも一番南のほう、僕のクリニックからは遠い。どうやって僕のクリニックの情報を聞いたのかと尋ねたらも市役所で教えてもらったと言っていた。あのあたり、団地にたくさんの外国人が住んでいて、一時はまわりの日本人とぎくしゃくしていた。そういう人たちの一人と間違われているのかもしれない。来週は南林間のタイ料理屋に連れて行ってあげることにした。あるとは聞いているが行ったことはないと言うので。こういう外国人ママが安心して子育てできる街であってほしい。
  • 2012/5/15 17:01
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きょうは珍しい。僕のほうはアメリカ人の若い男性ふたり。2人とも風邪ひき。アメリカ人がやって来たと聞くとああネイテブかといやになる。以前にちょくちょくやってきた某コンピューター会社に勤務するアメリカ人によるトラウマが残っているからだ。なにしろまくしたてる英語、毎回最初に聞いた時には1/3程度しか理解できない。出身地を聞いてよくわかった。南部のテキサスの出身。あれがテキサス訛りなのか。そういえば受付ではどうしているのだろうと事務員に尋ねてみたら、「日本がものすごく達者で日本語で話している」のだそうだ。そしてクリニックのフィリピン人通訳が英語で話しかけても「先生に話すから」と絶対に当日やってきた理由を話してはくれないのだそうだ。僕がわざと日本語で話しかけても知らんぷり、わかりませんって顔をしている。単に気難しいのではないと思う。僕の英語の発音を聞いたら、少なくともあんな機関銃のようなスピードで南部なまりを浴びせたら僕がちゃんと理解できるかどうか、わかりそうなものだ。そういうことが5年も続いただろうか。某会社が大和から移転して僕はこの機関銃から開放された。きょうの2人は実にわかりやすい英語で、僕の英語への自信がまた蘇って来た。
  • 2012/5/14 16:49
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2日続けてすごい混み方。きのうの夕方、以前にやってきていたインド人の患者から会社にいるインド人15人の健診をやってほしいと電話があった。項目と金額を話し合ったところ、きょうはまず3人行かせたいというので、朝早く、まだほかの患者が来ないうちに終えてしまおうと8時15分に必ず来てくれるように伝えたが・・・8時半に2人、もう一人は10時を過ぎてからやってきた。内視鏡検査はペルー人2人、麻酔をしながらあっさりと何事もなく終えた。しばらくぶりにやってきたタイ人男性はお酒の飲みすぎで痛風発作。だめというのに飲んでしまう。先月、カンボジア人のお嬢さんの結婚式に出たが、本人が母親の診察について挨拶にやってきた。うれしい。ベトナム人の通訳がやって来たこともあってきょうは外国人患者16人、ベトナム人4人、インド人4人、ペルー人3人、カンボジア人2人、ラオス人1人、フィリピン人1人、パラグァイ人1人。まったく休みなしで4時間40分。
  • 2012/5/12 13:40
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朝から戦争。ものすごく忙しくて電話もかかってきて・・・こういうときにまちがいがおこりかねないので気をつけなくては。フィリピン人女性54歳、高血圧で経過観察中だが、体重は増加するばかり。甘いものがおいしくてやめられない。この先に待っているものは体重増加による膝の痛み → 寝たきり ではないかと心配になる。だがその前に血圧がさらに上がることだろう。きょうも170を超えていてよく見ると降圧剤はとっくに飲みきっていた。そういえばフィリピンでは遺灰にしないそうだ。死んじゃったら飛行機で体のまま運ばなくちゃならないからお金かかるよ、だから死んじゃ駄目、だからちゃんと薬飲んでねと言うと大笑いして帰って行った。昼休みに往診3件、休み時間まったくなし。
  • 2012/5/11 16:19
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昼近くになってカンボジア人の初診の患者がやってきた。19歳のお嬢さんで日本語も達者。よく聞いたら僕のずっと拝見しているカンボジア人の患者の孫だった。なのに保険がない。日本の公的保険に加入できるはずなのに入っていないのだ。そこで本人に日本語でゆっくりと話した。よくわかってくれた。5月中に国民健康保険加入の手続きをしてくれたら自費で支払ってもらった分の保険負担分を返金できるはずだ。このまま未加入になっていると大きな病気になって保険を使いたいと思っても、制度によって異なるが数年分、支払うべきだった保険料をまとめて支払わねばならない。そのお金がないからさらに未加入を続けるという悪循環になってしまう。こういうことってどうしてNHKなどを使って広報しないのだろう、国は。不思議だ、というより実態もわからず、そういう発想もないのだろう。
  • 2012/5/10 15:10
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きのうはタイ人通訳がやってくる日だった。急遽、午前中に例のエイズ患者に同行して拠点病院に行くことになり、午後からやってくることになったが・・・来なかった。いや正確に言うと来れなかった。午後1時頃に彼女から電話があり、状態があまりよくなく精査をしている、この後、生活保護などの申請に役所に同行するという話であった。そして午後4時頃に役所にいると再電話があったので、こちらはいいからそちらのことを済ませるようにと話して終わった。日本語が不自由な患者がエイズに限らず、大きな病気で医療機関を受診した際にこのような医療通訳がいなければ患者が困るだけではなく、診療する側も困り果ててしまう。今回のように生活保護の手続き、エイズに関して適用される医療制度の手続きを適切に行わなければ、医療費の未納が発生するであろうし、こういうケースでは未納はあっというまに数百万円の単位に膨らんでしまう。こういう経営の危機に陥らないためにも医療通訳の存在意義はあまりにも大きい。なのにこの事業の神奈川県からの委託事業費は減額され続け、3年ほど前からは派遣に関する人件費を支払うとほぼゼロに近い、すなわち人材の手配やデーター整理などAMDA国際医療情報センターの収支に黒字をもたらす制度管理費はほぼないとうことだ。これ以上減額されると事業を受けて赤字になるいう状況にまちがいなく陥る。ゆえにNPOとしては事業継続の意思があったとしても受託辞退せざるを決断せざるをえない。地方自治体が厳しい財政状況にあることは十分に理解しているつもりだ。無駄を省こうという考え方ももろ手を挙げて賛成だ。しかしながら「省く」ところが違うんじゃないか。外国人エイズ患者に対する医療通訳派遣のプロジェクトがなくなってしまうと先にも述べたが、今の年間委託事業費に該当する金額などお金がない一人の患者が一週間入院すると積み残す赤字とほぼ同じだろう。そして赤字が積み残されたらそんな患者を診てくれる医療機関などなくなってしまう。人権だなんだかんだという前に簡単な算数だと思うのだがいかがだろうか。
  • 2012/5/9 9:12
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暑い、今年初めての夏日。フィリピン人女性46歳、フィリピンから帰国して三日目。昨日の夕方から?発熱と左の頬が痛いと来院。見ると左の耳下腺が腫れている。これはいわゆるおたふくだろうと疑い、隣の部屋の小児科に診てもらった。すると右の耳下腺も少し腫れていてまちがいな「おたふく」という返事だった。ところが本人は「こどものころにおたふくはした。口の中の問題ではないか?」となかなか認めない。小児科で尋ねたところ、フィリピンでおたふくに罹っている親戚のこども2人からチューを口にされたということだ。ここまで聞けばまずまちがいない。本人はなんとなく納得した様子で帰って行った。昔、おたふくに罹ったというのは日本人でもよくあるが、記憶違い、あるいは別の疾患だったのだろう。きょうの夜は医師会の理事会、議題や報告事項がてんこ盛り。午後からタイ人通訳がやってくる。先般からのエイズ男性患者に関する報告を聞かなければ。
  • 2012/5/8 13:30
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連休明け、やはり忙しかった。フィリピン人男性患者、高血圧なのに最後に来院してから2カ月経っている。きょうはどうしても具合が悪くてやってきたらしい。血圧170/110、こんなことをしていたら倒れてしまうよと少し脅かした。きょうから筑波大学医学部6年の学生が2週間の研修にやってきていたので、外国人の人にこういう「いい加減な」飲み方をする患者が多い傾向だと話したら・・午後になって日本人女性患者、具合が悪く来院。いつも高血圧でやってくる人、ここのところ2か月来院せず。測ってみたらいつもをはるかに超える150/102、外国人ばかりとは限らない。日本人にもこういう人は少なからずいる。今日の分はすぐに内服するようにと話した。日系のペルー人の女性が風邪ひきで来院。診察が終わって帰る際に「せんせい、おじいちゃん、来週帰って来るよ。せんせいに会いにくるよ」と言いだした。あのぽっちゃりしたおじいちゃん、フリオさん、帰って来る。会うのが楽しみだ。高血圧の薬、ペルーでは一粒一粒買うそうだ。保険制度がないので高くつくらしい。病院の先生にもう一か月薬を買わないかと言われたが、日本に行くから日本の保険があるからいらないと言ったそうだ。要するに日本の国保、社保で支払うよりもペルーで支払う方が高いということなのだろう。日本の医療費がよく高いと言われるが、実はそうとは限らないということなのだろう。
  • 2012/5/7 16:05
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今、仲間とバンコックの医学部学生に出している奨学金授与式に出席するためにこれから機内に入るところだ。昨日の5時すぎ、仕事を終えて車に乗っていたら残って後片付けをしていた看護師から電話が入った。タイ人エイズ患者の診療をお願いした拠点病院の医師から連絡があったそうで、直接話したいのでと電話番号を託されたとのこと。あわてて電話をして彼と話した。やはり思ったより病状は悪化していて検査に時間がかかったと説明された。驚いたことに患者は帰国のために1週間後の飛行機を予約していたらしく、知っているか?と聞かれたが、知らなかった。あんな体で航空会社が乗せるだろうかという心配もある。それに1週間後まではこれでは何もできないだろう。以前にも帰国を持って、治療が中途半端になり、亡くなったケースを見ているだけに心配になった。この間、なにかがおきた場合、どうするかだけは話し合ったが、それとて患者がこちらの言うとおりにしたがってくれないと何もできない。なにごともおこりませんように。
  • 2012/5/2 11:10
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