AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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理事長 Dr.小林米幸の独り言カテゴリのエントリ

ゴールデン ウィークがあけてしまった・・悲しい。団塊の世代の日本人の典型なのか、ゴールデン ウィークをバンコクですごしている間も、雑誌社からの依頼原稿を書き、神奈川県医師会報に投稿する原稿を書き、仕上げてしまった。というか、こういうことは仕事とは思っていないから書けるのだろう。帰国して土曜の早朝にクリニックに届いた手紙、文書など整理していたら、近くの公立病院からの患者情報提供書がひとつあった。開封してみると、先日、大腸がん検診の検便2日法で潜血反応が陽性だったアメリカ人男性についての報告書だった。80歳を超える高齢で糖尿病もあるので、開業医のレベルではなく、公立病院に検査についてすべきかどうかも含めて依頼したのだが・・・検査を施行する当日の朝にやってきたので前日と当日の食事について事前の説明通りにしてくれたかどうかを確認したら・・・前日は夜9時を過ぎたころまで飲食し、当日の朝は薬を内服してしまったそうだ。それで検査を施行せず、本人に確認したら、再度予約を取って行うのはいやだということなので中止しましたと書いてあった。僕が英語で検査の必要性を説明した時にも、彼の英語は比較的わかりやすいと感じたし、こちらの言うこともわかってくれた。どうしてこの公立病院での事前の説明とちがうことをしてしまったのか、英語で説明したのだろうか、日本語で説明したのだろうかも含めて不明だ。ただ残念な結果に終わったことが「極めて残念」だ。こういうケース、彼個人の問題なのか、外国人に対する説明になにか不備があるのか、ぜひ検証してほしいものだ。
  • 2017/5/8 9:00
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先月29日から5月5日昨日まで、バンコクにずっといてタイの親友たちと久しぶりに長くすごした。2日の火曜日には医学部学生への奨学金授与式でプミポン空軍病院へ、いつものように院長や研修担当の先生方と懇談、その後、故ラマ9世国王陛下がなくなられた国立シリラート病院に行って、とくに植物を使った伝統医学を現在に生かしているセクションやアユルベーダー医学の部門を見学してきた。プミポン空軍病院は空軍病院であるからして国立であり、また空軍病院だというのに、近隣の人々の一般診療を積極的に行っている。場所もバンコク北西に位置するためか、あまり裕福そうな人たちはいない。ちなみに数年前に訪れた時には外来の広い受付のところに電子オルガンがおいてあって、男性が弾いており、患者や家族がつぎつぎに歌う「素人歌合戦」のようなことをしていたが、今回は電子オルガンだけがちょっと汚れて置かれていた。シリラートはそれとはまったく対照的な病院だ。チャプラヤーを超えたトンブリ地区にあり、いわゆるオールド バンコクの中にあるせいか、お金持ち風の患者が多い。国立ではあるが、さまざまなプロジェクトを行っていて、私立に近いような印象を受けた。だれもが公平な医療を前面に掲げる日本とは、ずいぶんちがった印象を受ける。バンコクの大型病院はいずれも医療を良くも悪くも産業として考えているという点では一致していると思う。どちらがいいのか、国の経済や文化さまざまな因子の中で考えねば、結論は出ないだろう。
  • 2017/5/6 9:00
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ゴールデンウィークが近づいたためか、昨日は木曜だというのにけっこうな数の日本人患者と外国人患者がやってきた。アメリカ人女性55歳、精神疾患の薬がよく効いているのか、いつもと全くちがう。気になったのはいつも使用している薬のうち、1種類は調子がいいから不要と述べたこと。いわゆる難病に指定されている消化器疾患がまた再燃しないか、少し不安に思った。ドイツ人女性37歳、先日は御嬢さんが怪我をしてやってきたのに、今度は母親である彼女が下痢と発熱、吐き気で来院。急性感染性腸炎だろう。白血球数も1万近くに増加していて細菌性感染を疑う。便培養も行った。フィリピン人48歳、名前を呼ぶと足を引きずりながら診察室に入ってきた。右足の外側が腫れていて、既往症からも痛風とわかった。数年前にやってきたときに尿酸が極めて高く、注意した記録がカルテに書いてあった。ゴールデンウィークに明後日から入るという時期での痛風発作、薬の管理がむずかしそうだが、ほかに手段がないので、内服法、副作用が出たときの対処法など細かに話したのだが・・・あすからゴールデンウィーク、間の5月1日2日もブログはお休みとさせていただきます。体を休めながら、雑誌社などに依頼された原稿を書きまくってしまおうなどと思っているが、どうなることやら
  • 2017/4/29 9:00
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ネパール人女性31歳、北隣のS市からご主人と初めて来院。数日前に上腕に埋め込まれている避妊のための合成樹脂の「棒」を抜いてほしいと連絡があった人だ。看護師がカレンダーにかきこんだ僕のスケジュールを見ながら、彼女の希望日を聞いて、火曜の午後にセットしておいてくれた。なぜ、看護師がそこまでできたのか、彼女がやってきてすぐにわかった。英語は全くわからず、来日5年だというのに流ちょうな日本語で話していたからだ。触診で2本挿入されているのかを確認し、彼女に診尋ねるとまちがいなく2本だと言うので、局所麻酔をして皮下から摘出。ものの5分程度で終わった。つい、外科医の意地が出てしまい、いかに小さな切開創で摘出できるかにこだわってしまった。1センチないぐらいだったと思う。フィリピン人男性39歳、会社の健診でγ-GTPやGPTが少し上昇していると指摘されて来院。脂質代謝異常は認められず、お酒も飲まず、手術歴もないので、まずはA型肝炎抗体とB型肝炎のS-抗原を調べることにして採血した。フィリピン人女性47歳初診、市内の別の医療機関で高血圧の治療を受けていたが、転医したいと来院。生活保護なので市役所の医療券を持ってきてくれたのだが、あまりに要求が多く、途中で疲れてしまった。
  • 2017/4/27 9:00
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ちょっと医療とはちがう話。昨日の午後、フィリピン人女性50歳が診察にやってきた。ご主人もフィリピン人でときどきやってくる好人物。彼女は風邪をひいて少し具合が悪いだけだった。もうすぐ診療が終わるという時間帯でもあり、ほかの患者もいなかったので、彼女に頼まれた勤務する英語学校への診断書を書きながら、ずっと前から彼女たちのような学歴のあるフィリピン人に尋ねてみたいことを実行することにした。「ねえねえ、フィリピン人じゃ結婚したら奥さんがご主人の会社や携帯に仕事中でもよく電話するって聞いたことあるけど、あなたもする?」と私。「しますよ、ほんと。えっ日本てしないの?、どうしてしないの?」と彼女。ははあ、こんなにインテリジェンスのある人でもするんだと思った私。「恥ずかしいからとか、会社で勤務中に私用の電話はいけないとか、そんなことだろうと思うよ」と私。「それ、おかしいねえ、愛してるなら電話するよ」と彼女。「それだけの理由? 愛してる人がほかの女性と会ってるとかそんなことしていないか確認の意味もあるの?」と私。「ははははは」と笑い転げて彼女。真顔になって「それもある」ときっぱり。ははあ、こんなにインテリジェンスがある人でもそれもあるんだと思った私。「よく、フィリピンや東南アジアじゃ、だんなさんが浮気すると奥さんがナイフ持ち出すとかあるよね」と私。「はははは、ある」と目をくりくりしながら彼女。「じゃ、怒らないで聞いてね、あなたの旦那さんが浮気したらあなたはナイフ出す?」と私。「はあ、そんなこと聞くの?」と笑顔の彼女、照れたような顔つきで「出す」と一言。ははあ、こんなにインテリジェンスがあっても出すんだと三度思った私。「ははは、おもしろかった、笑っちゃった、ドク」と言いながら帰って行った。ちょっとからかいすぎたかな、なんて思ってフィリピン人スタッフに尋ねたら「だからみんなここ来たがりますよ、先生、だって怖くないし、話できるから」と話してくれた。こんな雑談でも前向きにとらえてくれるんだなとうれしくなった。いま現在、日本に住んでいる彼女でさえ、日本とフィリピンのこんな習慣や考え方のちがいに気がついていない。僕らが気がついていない外国人患者の習慣や考え方のちがいはまだまだあるんだろうなと思った。
  • 2017/4/25 9:05
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アルゼンチンの日系人の男性、いつも深夜勤が終わってからそのまま診察に来てくれる。帰るとまずは寝るそうだ。こういう生活環境になるような職場で働いているのだなと想像できる。がんばって働いている人にいいことあるように祈りたい。ペルー人男性78歳、もうすぐ帰国するというのに、風邪をひいてしまい、来院。「ペルーではこんな天気の日はない」と話していたが、どんな天気のことを指しているのか、あとで考えてもよくわからなかった。寒さのことだろうか、先週、寒い日があったので。フィリピン人男性36歳、肝機能がやや悪く、肝機能庇護剤を処方している。昔、A型肝炎に罹患したのだろう、抗体価が上昇していた。会社で受けた健診の結果を持ってやってきた。このように会社での健診結果を持ってやってくる外国人は少なくない。結果が返ってきても、そこに記載されている問題点など漢字が多い日本語が読めず、理解できずに「解説してほしい」と持ってくる。情報をもらえるのはうれしいとしても、ある意味、面倒でもある。コレステロールと中性脂肪など、このちがいは何?と聞かれたら、およそのことは話さなくてはならないし・・・健診の会社は結果を書くだけ・・いい商売してるななんてつい思ってしまう。彼のデーターで気になったことは・・・HDLコレステロールが32しかないこと、LDLコレステロールも中性脂肪も基準より高く、とくに中性脂肪が高かった。脂っこい肉が好きで、ラーメンは汁まで飲むのが大好き、運動する時間はないとのことで・・・食事指導と運動療法の話をした。まだ36歳なのに・・ペルー人女性38歳とペルー人女性56歳、前後して診察したが、あとで聞いたら娘と母親だった。どうりで顔が似ていると思ったが、ふたりとも風邪症状。もうすぐゴールデンウィーク、早くもっと暖かくなってほしい。
  • 2017/4/24 9:00
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なぜかきのうはフィリピンディ。フィリピン人の受診が多かった。大きな要因はクリニックのフィリピン人スタッフにあると思う。外国人スタッフがいれば同じ言語を話す人たちが患者として大挙してやってくるだろうとつい考えてしまうものだが、実際はそうでもないと思う。はっきり言うとスタッフの資質による。「資質」と言ってしまったが、語学力のことではない。一定の語学力がなければ通訳としての業務はできないので、そもそもクリニックで外国人対応のスタッフとして働くこと自体がむずかしい。簡単にいうと性格だと思う。僕のクリニックのような小さな医療機関においては通訳業務だけでなく、「フィリピン人対応」「英語を話す人たち対応」のさまざまな業務がある。相談をもちかけられたりしても、親身に対応するような性格の人ならokだ。もちろん自分自身で答えられないような相談については独善的に答えずに、ほかの看護スタッフや事務スタッフにも相談して、最終的には院長である僕に相談や報告してくれたらいいし、僕が至急に検査結果等について外国人患者に伝えたいときなどにも間に入って、上手に伝えて次回の診察につなげてくれる。こういう「面倒見のよさ」というのは性格とすごくマッチしていると思う。今のフィリピン人スタッフやベトナム人スタッフはこれらの点からは二重丸、いや五重丸だ。いいスタッフに恵まれてよかったとつくづく思う。逆に、通訳業務ができたとしても、性格的に難点があると、一時増えたその言語の患者も潮が引くようにいなくなり、場合によっては院内のほかのスタッフとの間にも溝ができてしまう。スタッフの選び方ってかのように難しい。
  • 2017/4/22 9:00
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火曜日に肛門周囲膿瘍で切開排膿したフィリピン人男性31歳、傷のチェックにやってきた。すでに痛みは消失し、膿もなくなっていた。今回はこれでいいとしても今後が問題だと話した。肛門周囲膿瘍を切開して膿を出すと、直腸内側と肛門周囲の臀部との間に完全に交通が出来、いわゆる痔ろうと言われる状態になる。いずれ痔ろうのろう孔そのものを取り除く根治手術をしないと、また同じところに膿がたまる可能性があるのだが・・・今回で2か所目、ということは2か所取り除いたとしても3か所目が今後ないとは断言できない。お金も問題だ。日本の公的保険がない状態すなわち保険外診療だったが、やはり不法滞在で加入できないということではなかった。加入資格があるにもかかわらず、月の保険の掛け金を支払うのがいやで加入していなかっただけだった。今、フィリピン人の奥さんが役所に行って手続きをしようとしているそうだが、僕の予想ではきっと加入しないと思う。保険に関する法律でこの3年間の「支払うべきであった」掛け金をまとめて支払わなければ加入はできない。きっとけっこうな金額になるだろう。そして今回の治療は昨日で終了した。もうお世話になることもないのなら、「結構な」金額を支払う気持ちはまたどこかにすっ飛んでしまうだろう。いつも思うのだが、だからこそ公的保険に加入できる資格のある外国人は、来日してまずは市町村区役所を訪れて住民基本台帳への記載と在留カードの発行を行うときに、同時に公的保険への加入(この際は国民健康保険または後期高齢者医療保険となるが)の手続きを強制的に行うべきであろうと思う。「強制的」というのが人権に反しているというなら、外国人でも加入資格のある人にはわが国の公的保険への加入を法的に義務付けているということとの整合性はないと思う。加入が法的に義務付けられているのに、加入しなくても罰がない義務なんて、どこかおかしい。けっきょく、思った医療がやりにくいという点や医療費の未払いという点で医療の現場にしわ寄せが来ていることに怒りを覚えることもある。
  • 2017/4/21 9:00
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ベトナム人男性65歳、つい先日やってきたときにのどが異常に渇くと訴えた。同じベトナム人の奥様の話を聞いても尋常ではないのどの渇きがあるようで、いつも氷をなめたり、ペットボトルの水を飲んでいるという。糖尿病もなく、もしかして以前に某泌尿器科で前立腺肥大との診断を受けて処方され、続けて僕も処方を続けているユリーフの副作用か?と考えて中止したのだが・・・奥様がやってきてユリーフをいつものように処方してほしいと窓口で言っていると受付から連絡があった。のどの渇きは止まったけど、前立腺肥大の症状が出たとうことなのか、それとものどの渇きが改善されなかったということなのか・・・
待っている患者でこちらも手一杯で、処方してあまり間をおかずに事情を聞こうと受付に尋ねたら、すでに帰ったあとだった。僕が処理の順番を間違ってしまったために、わからずじまいになってしまって自己嫌悪に陥った。フィリピン人男性30歳、おしりが痛くて座れないと話す。たしか昨年、肛門周囲膿瘍で切開した記憶があったので、再発を疑っておしりを見せてもらったら、前回と場所はずれていたが、かたくて中心が柔らかく全体に発赤とした病変があった。局所麻酔して切開した。いずれ根治術が必要だろうが、場所がずれているので、2か所の手術が必要となるにちがいない。複雑なことになるような気がする。突然、初夏がやってきた。暑い。
  • 2017/4/20 9:00
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在日韓国人の男性34歳、小さいころからときどき腹痛でやってきて、きのうも腹痛と下痢。どうやら日本人女性との結婚の式のことで気をもむことがいくつかあるらしく・・・症状から過敏性腸症候群と考えた。そう伝えたら、それならもう少し経過をみますと帰っていった。ペルー人男性44歳、高血圧でフォロー中で、3剤の合剤を使わないと血圧が200台にはねあがってしまう。隣のE市にいるけど、これから行くという電話が受付に入ったのが11時45分。スタッフも休ませてあげねばならないので、12時をすぎたら午後の診察開始の2時まで待ってもらうかもと話したと後で聞いた。日本人女性の診察が時間がかかり、12時5分になったとき、彼が飛び込んできた。午後は忙しくてこられない、あすも来られないと。そのまま拝見した。よかった。おまけに採血してもらおうと朝から何も食べてなかったとのこと、末梢血と生化学を採血した。午後7時頃、車の中でテレビを見てたら、テレビ東京の「Youはなにしに日本へ」という人気番組を放送していた。以前にも見たことがあるが、「You」ならうちのクリニックにたくさんいるけど・・と思った。
  • 2017/4/18 9:00
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