AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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理事長 Dr.小林米幸の独り言カテゴリのエントリ

ナイジェリア人男性45歳、高血圧での受診、一週間分だけ処方し、その一週間後の日に禁食で来院、採血をするよと話しておいたはずなのに・・・禁食で採血は守られたが、一週間後の来院は守られなかった。内服薬をしている間の血圧を測定して、その結果で内服薬をどうするかを考えるからとその意義まで話しておいたのに・・・内服し終わって4日も過ぎてからやってきた。これじゃ薬の降圧効果が十分であったのかどうか全くわからない。血圧は初診時と同じ150/100 。いったい僕に何を判断しろというのか、悩んでしまう。やむをえず、同じ降圧剤を1か月分処方した。アフリカ系アメリカ人の御嬢さん25歳、都の西北にある大学に留学して3年、今は日本で働いているそうだが、まったく日本人と同じアクセントの日本語に驚いた。若いってうらやましい、学習能力が高いのだろう。タイ人男性58歳、胸部打撲で来院。仕事中にすべって転倒したとのこと。胸部レントゲンでも骨折はなし。湿布を処方した。
  • 2017/11/24 9:00
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先週、高熱でやってきて検査の結果、B型インフルエンザと診断し、タミフルを処方したフィリピン人女性のご主人がやはり高熱とほぼ同じ症状でやってきた。いっしょに奥さんがついてきたが、奥さんのほうはすでに解熱していて元気そのもの。ご主人もB型インフルエンザだった。「だから感染するからチューしちゃいけないって言ったでしょ」と笑いながら話すと奥さんが「ドクター、チューしていないよ」と真っ赤になって小声で返事してくれた。続けて「愛してるならチューしちゃだめ、憎んでいるならチューしてうつしてあげたらあなたは早く治るよって言わなかったっけ?」と言うと、「そんなこと、聞いてない」と恥ずかしそうに話す、51歳なのにまるで10台の女性のようなはじらいにこちらもついついからかいたくなってしまう。横で高熱のご主人が腹をかかえて笑っていた。早くよくなりますよーに。診療を終えてからAMDA国際医療情報センターの臨時理事会へ。議題は来年度の事業計画等について。場所は監事のT先生のご自宅マンションの会議室をつかわせてもらった。道路が混んでいてクリニックを出てから運転して1時間45分かかった。おまけに帰り道、年末恒例?の高速道路の工事が始まっていて、2時間かかってしまった。
  • 2017/11/21 9:11
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大和市と接している横浜市瀬谷区から新患のフィリピン人女性52歳来院。会社の健康診断の結果を見せてくれた。尿蛋白が陽性と書いてあったが、ご本人の心配はそこではなくて、排便時に血液がティシュ―に付着していたことらしい。検尿では蛋白は陰性だった。鮮血がティシュ―に付いていたとのことなので、大腸疾患は否定的で、考えられるとしたら痔核や痔裂、すなわちいぼ痔や切れ痔なのだが、「そんなものはない」と言ってなかなかおしりを見せてくれない。これでは診察にはならないのでしばらく説得してようやく肛門鏡で観察させてもらった。案の定、内痔核があった。聞けばいつも便秘症とのことなので、便秘と痔核の関係を話し、便秘に対する薬を処方した。次回からはいつも近くで診てもらっている高血圧も僕のクリニックで診てほしいとのことだった。あれだけ日本語ができても、同じフィリピン人スタッフがいるところのほうがいいようだ。それに僕のクリニックにやってくるとたくさんのフィリピン人に会うことができる。母校の看護医療学部出身の看護師が会いに来てくれた。看護医療学部の講義を依頼された最初の年に学生だったと思う。卒後、海外の大学院でも勉強し、発展途上国での医療にも参加していて、国際看護を教えることができる看護教員が少ない現状で、貴重な人材だと思う。
  • 2017/11/20 9:00
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フィリピン人男性46歳、たしか都内の米軍関係の施設でコックとして働いていると聞いていた。高血圧で拝見しているのだが・・・前回診察して降圧剤を処方したのが8月、すでに3か月過ぎている。今まで薬はあったと言う。毎日内服していればそんなことはないはずだ。具合の悪い時だけ内服していたの?と尋ねると「そうだ」という返事。そりゃそうだろう。内服して血圧が下がって、それでよかったと内服するのを中止すれば、そりゃ血圧はまた上がるはずだ。逆に言えば、キチンと毎日内服してくれたら、「具合が悪い」こともなくなるはずなのだが・・・指示通りにやってこないのはどうやらお金の問題でもないらしい。彼の給与がそんなに安くないことは知っている。たぶん慢性疾患のフォローの仕方が理解できていないというか、文化のちがいというか・・・こういう「いい加減さ」は日本人でもないことはないが、僕のクリニックでは東南アジアの人やペルー人などに圧倒的に多い。血圧計も壊れちゃって家じゃ血圧測れない・・という彼の言葉。すると具合が悪いというのは頭痛がするとか動悸するとか胸苦しいとか・・そういうものを感じるのだろう。これはあまりいいことでないと話して彼が帰ったあとで気がついた。「あまりいいことではない」と話したのは何事もやんわりと話す日本人的発想からで、本当は「悪いことだ」とはっきり言うべきだったのだ。
  • 2017/11/18 9:00
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フィリピン人女性51歳、一昨日から具合が悪く、昨日から39度の発熱ありと来院。体の痛みが強く、から咳と喉の痛みあり。もしやと思ってインフルエンザの検査を行ったところ、B型インフルエンザだった。タミフルを処方、米軍基地の中で働いているそうで、上司宛に診断書を書いた。学校保健法ではインフルエンザと診断されたらどれぐらいの期間、休まなければならないかという規定があるのだが、これは社会人には摘要されない。ただし、学生だろうと社会人だろうと感染については同じわけで・・・学校保健法に定められた期間に準じた期間は休んだ方がよいということを書いた。パキスタン人男性53歳、診療終了寸前にやってきた。以前から過敏性腸症候群でトリメブチンを処方、さらに腹満がありジメチコンを処方している。口臭が気になるのとおなかがごろごろと音がすると来院。胃が悪いのではないかと疑ったらしい。口臭があるから胃が悪いとは限らない、むしろ関係ない可能性が高いのと、おなかがごろごろするのは従来からの過敏性腸症候群と思うので、できれば定期的にキチンと内服してほしい旨を話した。本人が言うにはすごく心配性で気ににることがあると不安が募るとのことだった。「ここに来て先生と話すと安心するよ」と帰って行った。日本人患者でもこういう性格の人はやまほどいる。彼はいいところはこちらが医師として話したことはすなおに受け入れてくれるところだ。ときどきだが、そうじゃない人たちがいる。専門的知識を持った医師からみると突拍子もない考えなのだが、それに固執してこちらの言うことにはまるで耳を貸してくれない人たちだ。外来に患者が待っていることがわかっている中で、いつ果てるとも知れない理論亡き訴えを聞いて入ると疲れ果ててしまう。
  • 2017/11/17 9:00
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最近、アメリカ人の初診が明らかに多い。48歳の男性、風邪引き、市内在住ではなかったので、どうしてここまでやってきたのか?と訊ねたら、インターネットで調べたと答えてくれた。どのようなウェブサイトに載っていたのか、訊ねるのを忘れてしまった。43歳女性、フィリピン人スタッフと仲がよさそうにしているし、性は日本名、名前はフィリピン風でフィリピン人のような風貌だったので、タガログ語を混ぜつつ、英語で話をしていたが、何かが変。よくよく聞くとフィリピン人ではなくてブラジル人だった。ベトナム人男性63歳、すでに帰化をしている。インフルエンザの予防接種で来院。19歳アジア出身の御嬢さん、某疾患で遠くまで通院しているのだが、母親がなかなか時間が取れないらしく、前回はもう薬がきょうでなくなるとのことでやむをえず、1か月分処方した。比較的まれな疾患なので、レセプトにも経過について記載をした・・・きょうは2か月分薬が欲しいとのこと、突然来なくなったら主治医が心配したり、不審に思うだろうと、母親に元の病院で診察を受けるようにと話したのだが、聞き入れてはくれなそうだった。「便利」と「安心」はちがうとわかってもらいたいのだが。彼女の義理の父親が薬をどこかに置き忘れたのか、なくなったということで病院に行ったら、保険が使えず、自費で支払うように言われて困ったと話してくれた。「どうするの?」と言われても、紛失した場合、再度薬を処方する場合は保険が使えないというのがルールなので、「どうしようもない」。もしかして先生のクリニックで処方してくれたら保険が使えるんじゃない?と言われるかと内心、心配したが、それはなかった。
  • 2017/11/16 9:03
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不思議な月曜日だった。11日の土曜日に僕が診た外国人患者は9人だったのに・・・昨日の月曜は朝から「外国人」「日本人」「外国人」「日本人」・・と患者が続き、気がついたら午後5時の診療終了までに僕が診た外国人患者は15人となっていた。その国籍はフィリピン人6人、ペルー人3人、アメリカ人2名、ベトナム人、韓国人、中国人、ガーナ人各1人。フィリピン人女性50歳、高血圧で来院。本人も血液検査を受けるつもりで朝食を抜いてきたのでいざ採血をしようとすると・・真剣な顔でいやいやをするし、足をばたつかせるし・・で周りからフィリピン人スタッフや看護師が励ましながら軽く押さえることとなった。人によりけりとは思うが、フィリピン人患者にはわりとこういう「血液検査が苦手」という人が多い印象を受ける。ずっと前の話だが、駆血帯をして採血をしようと針を静脈に刺した瞬間に腕を引き抜かれ、周囲に血液が飛び散ったことがあった。なんとか無事に終了した。中国人女性、寝られないと来院。睡眠導入剤を処方した。アメリカ人男性26歳、風邪ひきで初めてやってきた。会社にあてて診断書を書いた。同じくアメリカ人男性69歳、同じく風邪ひきで来院、血圧も測定して、いつもの降圧剤も処方。ガーナ人男性、彼も風邪ひきで来院。高血圧でフォローしているのだが、最後に1か月分の薬を処方してからすでに4か月近くが経過している。血圧を測定しても130台と落ち着いているので、降圧剤は処方をしなかったのだが・・・降圧剤も欲しいと言われた。どうやって1か月分の薬で4か月をすごしたのか、不思議。日本に帰化したのでここには入れなかったベトナム人女性16歳、いろいろと話したが・・今までは学校の友達など周囲にはベトナム人だということを伏せてきたらしい。両親は難民として日本にやってきたベトナム人だ。こういう話を聞くと複雑な思いに駆られる。彼女の「選択」は現実を見てのものなのだろう。僕自身が今までインドシナ難民の人たちと30年以上かかわって仕事をしてきた、いや公私にわたり、かかわってきたことを話した。両親が生きてきた道は人に話してもなかなか理解してはもらえないほどの苦難だと想像する。彼女にはそういうことを理解して、しっかりとした自我を確立して生きていってほしい。帰りがけに「そういう話、初めて聞いた。うれしかった」と言ってくれた。
  • 2017/11/14 9:00
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ナイジェリア人男性45歳、発熱も風邪ひき症状も何もないのだが、体の中が震えるようだと来院。こういう場合がむずかしい。何を考え、どのように検査を進めるべきなのか、アイデアが出てこない。最近、海外に出かけてはいないそうなので、海外からの輸入感染症を考える必要はなさそうだ。血圧がやや高いが、これは医療機関で計測したためかもしれない。とりあえず通常項目の血液検査を行った。セネガル人男性26歳、HIV即日検査を受けに来院。結果は陰性だった。フィリピン人女性39歳、インフルエンザの予防接種を受けに来院。昨年、インフルエンザに罹患して怖さがわかっているので、今年のようにワクチンが足りない状況でもキチンと予約をしてくれた。同じくフィリピン人女性31歳、彼女も昨年お子さんがインフルエンザに罹患して難儀したので、予約して接種に来てくれた。フィリピン人男性52歳、会社での健診の結果でS-GPTが高値で肝炎検査を含めて精査を行ったのだが・・・A型肝炎抗体が陽性だった。東南アジアの人もペルー人もS-GPTがやや高値になっている場合、A型肝炎抗体が上昇していることが極めて多い。肝機能庇護剤を処方して様子をみることにした。
  • 2017/11/13 9:00
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精神疾患を持つアメリカ人女性、血圧が高いと電話があった。いつも血圧が高いとテノミンを内服するとよくなるので欲しいとのこと。まずは来院してくれるようにフィリピン人スタッフから話してもらった。彼女の場合は来院するとか自分の明確な意志に基づいたことはしてくれるのだが、こちらがお願いしたことは自分の意志でねじまげてしまう。治療に際して、処方した薬がきちんと内服された結果なのかどうかわからずに苦しい判断をいつも迫られる。昨日アムロジピン5ミリを処方しており、これにβ―ブロッカーであるテノミンを加えると降圧効果は相当に高いはずと考え、血圧を測定したところ、160を超えていた。テノミン50ミリを追加処方した。午後になってタイ人女性患者57歳とタイ人男性患者47歳が偶然、続けてやってきた。ふたりとも診察の後にタイ国王陛下の葬儀の日のタイの新聞をプレゼントしたところ、嬉しそうに持って帰ってくれた。夕方、パキスタン人の11歳の女子が来院。左の上腕に1センチ×1センチのしこりがあって悩んでの来院。一見するとアテロームのようにも思えるが、可動性がある。脂肪腫にしては軟らかすぎるし、石灰化上皮腫にしては円形すぎる。いずれにしても悪性の腫瘍とは思えないこと、ただし治療としては摘出しかないだろうと話した。日本語の理解力や話し方が通常の日本人と同じなことに驚き、いつ日本に来たのかと尋ねると・・・生後3か月という返事、彼女にとってはもはやパキスタンのほうが「見知らぬ国」なのだろう。
  • 2017/11/11 9:00
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めまいと嘔気でやってきたフィリピン人女性62歳、いつもは120前後に落ち着いている血圧が180へと上昇していた。感染性腸炎のような症状もなく、血圧が上がったためと判断し、降圧剤を処方した。カンボジア人男性51歳、先日採血した結果を聞きにやってきた。ときどき中性脂肪が高くなるという話だったが、今回は236だった。正常範囲が149までなのでかなりの高値、やはりお肉系が好きなことが原因なのだろう。食事療法についても話したが、処方を強く希望したのでベザフィブラート200ミリを1日1回夕食後で処方した。まずは食事療法でやりたいというのが僕の方針なのだが・・・というのも処方してしまうと食事療法を行う気持ちがなくなってしまうからだ。押し問答の末に処方してしまった。精神疾患を抱えるアメリカ人女性、このところ精神疾患がやや悪くなっているような気がしていたが・・・降圧剤が欲しいと来院。数日前に頻脈があり、ビソプロロールを1.25ミリ処方していたのだが・・・窓口ではその薬ではないと話しているという。こうなると、てこでも言うことを聞いてくれないのが常なのだが・・診察室に入ってもらおうとしてもいやがっているという。前回の血圧が150前後だったことを思い出し、アムロジピン5ミリを処方した。もう冬の始まり、朝晩が寒い。小さいころ、氷点下10度を超える中、30分以上もかけて小学校に通っていた北海道の冬、どうやってあの寒さの中を通学していたのだろう?細かな記憶がない。
  • 2017/11/10 9:00
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