AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2018 2月 » »
28 29 30 31 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 1 2 3
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

理事長 Dr.小林米幸の独り言カテゴリのエントリ

ジンバブエ人女性29歳、風邪ひきで来院。たしか一週間ほど前にジンバブエ人のご主人も風邪ひきでやってきたはず、もらってしまったそうだ。少し時間があったので、ジンバブエの結婚事情なども訊ねてみた。やはり「部族」というかファミリーどうしのしがらみがあるらしい。だが、彼女とご主人の結婚は日本で同じ大学に留学していて知り合ったそうで、ちなみに彼女のほうが「2年先輩であとから彼が入ってきた」と笑いながら教えてくれた。きのうは大和市のいじめ問題調査会の会議に午後3時半から出席、僕が会長なので会議は僕の休診日の水曜日に開催していただいている。市内の小中学校でいじめが発生しないよう、またあったとしても大きな問題にならぬよう小さなうちに解決できるよう、教育委員会や現場の先生方も力を尽くしているのが毎回よくわかる。いろいろな対策がとくに日本語がわからない保護者や日本語があやふやな生徒にどこまで理解されているかは疑問だ。翻訳の配布などはしていないし、通訳の介在もとくにはないとのことだった。いくら学校のホームページにアップロードされていても、ダウンロードすることさえ、日本語が理解できない保護者にはできないだろう。このあたりの話をさせていただいて、善処をお願いした。日本語がわからない保護者にとってはこどもが日本の学校でいじめの対象になるのではないかと人一倍、心配になるからだろうと想像したからだ。僕が会長を務めているうちはこういう声は直接、届けられるが、いずれ会長を辞める時が来たらどうなるのか、心配だ。役所との会議ではいつも「こういうことは日本語が理解できない人にはどう届くのか、考えてほしい」と発言しているのだが、こういう考えが広がっている気配があまり感じられないからだ。
  • 2018/2/22 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (6)
週明けの月曜日にしては珍しく、日本人患者は多いのに、外国人患者は10人だった。フィリピン人女性54歳、ここのところ、排便時に出血があるという。鮮血で便そのものには血液が混じっていないというので、肛門からすぐのところからの出血と考え、直腸肛門診を行ってみたら、腫瘍らしきものは直腸膨大部にはなく、ただし硬い便が詰まっていたので、そこまで直腸鏡で観察、痔核と痔裂の両方があった。ステロイド・フラジオマイシンの坐薬を処方した。ポーランド人31歳、性感染症のチェックで来院。感染を心配するようなことからどれぐらい時間が経過をしているかを尋ねたところ、6週間とのこと。十分に時間が経過してから受けた方がいい旨を話してところ、また来ると帰って行った。ガーナ人男性35歳、市内の某民間病院で胃潰瘍の診断で内視鏡的胃切除を受けて3年経過している。ときどきめまいがする、上腹部の左が痛いというので、血液検査を行ったのが先週。血液検査のとき、約1時間前にヨーグルトにパンを食べたと話していたが、それでも血糖値が69しかない。空腹時ならもっと下がっていた可能性がある。血糖値を下げるような疾患があるのかもしれないと近くの公立病院の糖尿病専門医に紹介状を書いた。胃切除のあとなのでダンピング症候群も否定はできないが、この可能性は捨てきれないことだけ申し添えておいた。小児科はフィリピン人、タンザニア人そしてロシア人と本当に国際色豊か。
  • 2018/2/20 9:22
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (36)
17日の土曜日は千葉県内に勤務する医師一名の研修というか、見学があった。メールで連絡をいただいた。お役に立てるかどうかはわからないが・・・ということでお受けした。後日、某新聞社の方から外国人医療の現場を見たいということで連絡があり、こちらもお受けした。実はマスコミの方が取材をするためにいらっしゃる日に限って、なぜか外国人患者が少ないというジンクスのようなものがあったが・・・蓋をあけてみると僕と小児科合わせて外国人患者が23人、ベトナム人のスタッフがやってくる日だったので、内訳はベトナム人9人、ペルー人7人、フィリピン人5人、インドネシア人1人、スリランカ人1人だった。うちベトナム人1名に内視鏡検査を施行。外国人医療のおおよそは見ていただけたと思う。以前から拝見している精神科疾患を抱えるベトナム人男性が受付にやってきて、前回もらった薬の中に以前からもらっていた薬1種類が足りないと言っているとベトナム人スタッフから聞いた。でも薬の変更などしていないはず。調剤薬局に問い合わせてわかったことは・・・ジェネリックに変更になった薬があり、それで「以前の薬」がないとパニックになりかけたせしい。たしかに突然ジェネリックになるとわからなくなってしまうだろう、日本人でもわからないのに。インドネシア人は研修生とのこと、ほかにも雇用者に付き添われたベトナム人研修生が二人いた。最近、研修生という立場で日本にいる外国人の受診が少し目立つようになってきた。
  • 2018/2/19 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (29)
またややこしいケースが増えてきた。午前中に東京都足立区からやってきたガーナ人男性35歳、某病院にて胃潰瘍の診断のもとに内視鏡的胃切除を受けたのが3年前、その後、左の脇腹、下腿から足が痛いと訴える。こういうことは手術を行った病院のほうがよくわかるはず。医師がすでに交代していたとしても、カルテ、手術記録はあるはず。するとその病院が立て替えの最中で「なくなってしまった」と言う。なんだかんだで30分近くかかってしまった。午後になって横浜市旭区からまたガーナ人男性、この2か月ぐらい腰や手、膝が痛いという。これって整形外科だよなあと思いつつ、額に手をあててみたら熱い。体温計で計測したら37.2度。インフルエンザの予防接種はしているとのことで、むしろ怪しいと思い、検査を行ったが陰性。具合が悪かったのが日曜日からと言うのですでに5日も経過している。前腕の痛みがひどく理由を知りたいと何度も言うので、けっきょく整形外科に行ってもらった。あとから電話通訳してほしいと本人からクリニックに電話があった。
 この2週間、ガーナ人の新患が急に多くなった。どうして僕のクリニックにやってきたのか?と尋ねたら、僕のところでは症状を英語で話せばわかってくれるから・・・とガーナ人コミュニティで広まっているからだと教えてくれた。これってうれしくも有難迷惑に近い。なぜなら一回ぽっきりの通院で済むような内容であればいいけど、通院が必要なら遠方からでは継続的医療は無理だろう。案の定、二人とも「遠方で」「仕事があり」、定期的には通院できないそうだ。だからこそ地域地域で受け入れの医療機関が必要なのだが・・・
  • 2018/2/17 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (27)
フィリピン人女性50歳、数日前から発熱と体の痛みあり、軽度の発熱のために薬局で薬を買っていたとのこと。治らないとやってきた。B型インフルエンザは症状が軽い人も多いよと言いながら、検査を行ったら、案の定、B型インフルエンザ陽性だった。時間的にまだタミフルが有効とわかったので処方した。ペルー人女性61歳、自分の診察のついでにご主人の薬も処方してほしいとのこと。ご主人は高血圧と高脂血症で拝見しているのだが、ここ数か月、高血圧の薬は「必要」で、高脂血症の薬は「余っているからいらない」と言う。毎日内服していたら、高脂血症の薬だけ、こんなに長期に余ることはないはずだと思い、奥さんにどのように高脂血症の薬を内服しているのか尋ねてみた。すると「ときどきね」という返事。「ときどき」内服するってどういう日に内服するのだろう? ご主人はなかなかやってこないし、やってくるときは既に食事をしていて正確なデーターを得るための採血ができまい。こういう悩み、大きい悩みではないが、外国人を診ていると「ほぼ毎日出会う」悩みだ。ペルー人男性56歳、発熱と体の痛み、結論はA型インフルエンザ、職場に携帯から電話したいというので了承、本人に代わって病状の説明を行った。午後になって小児科で問題発生、ネパール語しかわからないネパール人女性がこどもの個別検診にやってきたのだ。もちろん問診票も何も読めず。けっきょく、英語はわかる同国人のご主人からの電話を利用してフィリピン人スタッフと話をしながら、なんとかこなしたようだ。小児の検診や定期予防接種についてはおなじことを行うのに、全国の市町村ごとに問診票が微妙に異なる。これを翻訳しようとすると、検診と定期予防接種の種類×全国の市町村の数×翻訳言語の数となり、だれが行ってもできるわけがないし、希少言語については翻訳者を各市町村自治体で確保することもむずかしいはずだ。もしも全国市町村統一の問診票の形式が定められたら、検診と定期予防接種の種類×翻訳言語の数だけということになり、これを全国の医療機関で使用できる。日本医師会にはぜひ厚労省に全国統一の問診票づくりの音頭取りをするようにお願いしてほしい。地方自治の云々をいう問題ではないと思う。
  • 2018/2/16 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (45)
県内の某市から1時間かけてやってきたタイ語を話す50歳の男性、受付から他人の保険証を持って受診に来たらしいと相談があった。もし本当にそうなら保険診療はできないし、ずうずうしいと言わざるをえないだろう。どうしましょうか?と職員が言うので、僕が事情を聞くからとそのままカルテを作ってもらった。実は以前にもこういうケースを扱ったことがあり、もしかして・・と思ったからだ。何を「もしかして・・」と思ったかというと・・・診察室に入ってきた男性にタイのどこの出身かと訊ねてみた。するとナコンパノムだという返事。メコン河沿いの東北タイの町だ。けっこう大きな町でバンコクから飛行機も飛んでいる。あのあたりはベトナムが独立戦争をフランス相手に戦った時、南北ベトナムが戦った時、戦果を逃れてベトナム人がメコン河の上流に向かって逃げたのだ。タイ領内にはたくさんのベトナム人が住みつき、あのあたりはベトナム料理の店も多いと聞くし、ユーチューブであのあたりのお祭りの様子をみるとそろいのベトナムの民族衣装アオザイを着た少女の集団行進もある。彼のIDカードを見せてもらったが、タイ国民となっている。別におかしなところはない。家ではベトナム語を使っていたそうで、タイ語もベトナム語もOK、そのまま診察を続けた。後で確認したら、窓口で「僕はベトナム人だからベトナム語の患者がやってきたら通訳とか手伝いますよ」と彼が言ったことが「ベトナム人なのにタイ人の保険証を持ってきた」につながったらしい。彼にありがとうを言いながら、この話をしたら、苦笑していた。
  • 2018/2/15 9:19
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (61)
2月10日の土曜日も僕と小児科で計20人の外国人患者。内訳はフィリピン人14人、ベトナム人3人、タイ人、ペルー人、ブラジル人各1人。これだけの外国人がやってくると確率的に「問題のある人」が一人ぐらいは含まれる。この日の「問題のある人」はフィリピン人60歳、もう26年ぐらい、なんだかんだでやってきていると思う。彼女が数か月おきにやってくるのは偏頭痛のためだ。わりと典型的な痛みで、トリプタン製剤がよく効くらしい。このトリプタン製剤は先発品の値段が高くて、当初は数個ずつの処方を求められた。その後一時、生活保護となっていたときには10錠ずつ処方をしてほしいと言われた。自費払いがないからこう言えたのだろう。そして日本人の旦那さんが亡くなった後、生活保護から脱却して国保へ。また数個ずつの処方を求められるようになった。そして10日の土曜日・・健康保険が社会保険に切り替わったけど、まだ保険証をもらっていないという。こういうケース、通常なら自費で一時払いをしてもらい、社会保険の保険証が確認できたら保険分を返金するという方法を取るべきと思うが、自費で一時払いのお金がないという。会社も休みで保険証の話が真実なのか否か、確認しようがない土曜日にやってくる人はある意味で危険だ。確認しようがないことを承知の上で来ている可能性が大だからだ。これは国保の場合も同じだ。土曜日は役所も休みだ。どうしていいのか、考えた。こちらが何か、ミスしたわけでもなく、悪いわけでもないのに、こういう問題を持ち込まれるのは愉快ではない。あまり多くはない事務の手を取られてしまう。とりあえず、彼女の場合は保険分だけをもらっておくよう指示した。過去の26年間の彼女を見ていての感想だが、人をだますとかそういう意志はないように思える。これに類したことは今回が初めてではない。毎回毎回、すべてが行き当たりばったり、要するにいいかげんなだけである。こちらがこんなに悩んだ結果の方針であることなど、考えてはくれないだろう。
  • 2018/2/13 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (58)
風邪やインフルエンザが多いせいか、このところ、小児科にやってくる外国人が多い。きのうは午前の途中から僕が外出したため、僕が診た外国人はフィリピン人女性50歳ただひとり。小児科は10人を超える外国人患者がいた。このフィリピン人女性、どこかで見たと思っていたら・・・数年前に日本人とのハーフの御嬢さんが体調不良で僕を訪ねてきたことがあった。腹痛と下痢がしばらく続いているそうで、話を聞いていて何かがあるなと思ったが・・・職場の同僚先輩との人間関係だった。来るたびに10分か15分か話して、薬を処方した覚えがある。母親の診察を終えて「今、御嬢さんの体調はどお?」と尋ねてみた。「もうなんでもなくて元気」なのだそうだ。聞いてこちらも安心した。
  • 2018/2/10 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (51)
フィリピン人男性25歳、軽度の発熱と体の痛み、咳があり来院。インフルエンザの予防接種はしていないという。B型インフルエンザならこの程度の発熱でもありうると説得して検査を行ったところ、まちがいなくB型だった。仕事は行ってもいいか?と尋ねるので、学校保健法に定められた休みのことを説明し、あとは職場と相談するようにと話した。ところで仕事は何?と尋ねたら、介護の研修生だそうだ。これは人手が足りないとしても行くのはまずいと思うが、どうしただろう? ガーナ人女性29歳、ひどい咳と痰、一週間前から続いているそうだ。発熱もあったらしいが、計測したことがないと。おまけは妊娠16週で、高血圧となり、降圧剤を内服していた。妊娠中毒症になりかねない方向だ。まずはインフルエンザの検査、陰性だったので、咳を止める薬と去痰剤だけを出した。問題がもう一つ、いっしょにやってきた3歳と5歳のお子さん二人、ちょっと目を離すと医療機器に触っているし、母親がすごい声で吠えるように叱っても、まったくめげない。こういうケース、日本人の母親たちはいっしょに待合室で待つのをいやがるのではないかと思った。
 きょうは読売医療功労賞の授賞式が12時から横浜の山下公園近くのホテルが行われ、行かねばならない。12時に遅れずに到着するには10時45分にはクリニックを出なければならない。1時半までなので、帰りも2時半ごろになってしまうだろう。僕は臨床医の本分は何?と訊ねられたら、迷わずに患者のために診察することと答える。賞をいただいたのに生意気なことを言うようだが、ホームページには掲示しておいたものの、高齢の方などは見ないだろう。窓口にやってきてしまった患者を尻目に出かけていくことは本当に忍びない。
  • 2018/2/9 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (71)
フィリピン人男性67歳、血圧が最近高くなって頭が痛いと来院。今までも降圧剤を処方しているのだが・・・計測すると156/102 、確かに高い。三剤がひとつになっている降圧剤を処方、様子をみることにした。昨日は都立病院国際化対応の講師として都立駒込病院の別館講堂で講演をさせていただいた。数日前より風邪をひき、おとといの診察終了後に某製薬会社の方が尋ねたいことがあるからと3人でいらっしゃった。普通に30分ほど話をして大和市市医師会の理事会へ。理事会の司会を行い、終了するころになり、声が出なくなってしまった。いやな予感がしたが、昨日の朝起きると声が出ない。これで夕方4時からの講演ができるのか?と自分でも不安になった。スキャットのような声しか出ない。このところ、ダイエットをしていたことも体力が落ちたことにつながっているのか?などと考え、昼ごはんは西日暮里の焼肉屋に行き、たっぷり食べた。でもやはり声は変わらない。会場に到着して担当の方にわけを話した。マイクを貸していただき、スキャットで話してみると、それなりに講堂内に聞こえたのでほっとした。無事に講演が終わった直後に質問を受け付けた。たったひとつ質問をしてくださった御嬢さんと講演会の後、お話しをしたところ・・・学生時代に僕のクリニックに連絡をくれて、何度も来てくれた同じ医学部の後輩の奥様だった。そういえば、彼から数か月前にメールが来て、「今度、東京都で話をするのですね、結婚したての妻が聴きに行きます」というような内容であったことを思い出した。奥様は事務職で彼の夢を応援したいそうだ。以前から彼は立派な医師になるだろうと思っていたが、この奥様の言葉を聞いて彼の結婚を心から祝福したい。
  • 2018/2/8 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (65)