AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成27年3月20日金曜

平成27年3月20日金曜

タイ人患者50歳男性、隣のA市からやってきた。僕のところにやってくるタイ人としては英語が上手という意味で異色。それもそのはず、米軍基地内で働いているという。10日前ごろより発熱と右の下顎から頬にかけての腫脹でやってきた。どうしてここまで来たのか?と尋ねたら基地の中の診療所で教えてくれたとのこと、少々驚いた。タイ中部のスパンブリ出身だそうで、下手なタイ語を話すと大袈裟に喜んでくれた。いわゆるおたふくかもしれず、小児科で診た。同じくタイ人の女性63歳。以前から通院してきていたが、ときどき妄想、思い込みが強く、精神疾患も疑って精神科でも診ていただいてはいたが・・・このところ来ていないと思ったら、しばらくタイに帰国していたとのこと。同伴していた娘さんが教えてくれた。待合室でも落ち着かなく、いらいらしたり、数分おきにトイレに行くとのことで声が聞こえてきていた。彼女、こちらで結婚する前にタイで結婚していてお子さんがタイにもいる。精神疾患の治療のためには母国語で治療を受けるのが一番と以前に話したことがあるのだが・・・家族はそれを忠実に行ってくれた。手に負えなくなってきたという理由もあったのだろうと想像する。ところが・・・タイの病院でも治療していたが、タイの親族の1人がこんなにたくさんの薬を飲むのはよくないだろうと全部、取り上げてしまったとのこと、そういうもめ事があり、帰国してすぐにやってきたわけだが、不安、鬱、食欲低下、なんだか以前にようやく落ち着いてきた症状が全て出ていた。がっかり。日本語も英語もあまり話せるほうではなく、家族の問題もあり、彼女が日本で楽しく生活していくのはむずかしいだろうなと思った。
  • 2015/3/20 8:59
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