AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年9月12日月曜

平成23年9月12日月曜

きのうの夕方から夜にかけての大和市医師会主催外国籍市民のための啓蒙活動、まあうまくいったかなと思う。やってきたのは中国人、フィリピン人、ペルー人、ラオス人、カンボジア人、みんななにか食べる物を持ってきてくれた。カンボジア人の方はお嬢さんとやまほどいろいろなものを作ってきてくれてありがたかった。最初に役所の人から大和市内の放射線量の測定場所、測定値についての説明、つぎに医師会の小児科の先生から市内の放射線量と健康被害についての話、みんな真剣に聞いていた。終わったところでかんたんに医療相談、医師会の外科、消化器科、整形外科、循環器内科、産婦人科、耳鼻科の各先生方が日曜の夕方の休みたい時間に来てくれた。隣接する横浜市瀬谷区で開業している僕の友人の歯科医の先生も駆けつけてくれた。その後は男性は食べ始め、女性陣は一階下の調理室でおばぁちゃま・・いえ、日本人のベテラン主婦4人の方に簡単にできる日本料理を習うということで降りて行った。あとで見にいったら、手際良く調理していた。教える方の目も生き生きしていて、体もぴしっとしていてクリニックに診察でやって来る時とはまったくちがう。やはり人間、なにか生きがいというか、そんなものがあればいいのかもしれない。調理できたものもみんなで試食、おいしかった。なにより調理を教えてくれた4人の方が楽しかったと言ってくださったことがうれしかった。こういう医師会の目に見える活動もいいじゃありませんか。会も終りになり、あと20分で片付けて会場を退去というころになってフィリピン人が大鍋いっぱいにゴノというフィリピンのお粥をつくって持ってきてくれた。フィリピン時間だからしょうがないといえばしょうがないが。もうおなかいっぱい。やむをえず、作ってくれた僕の知り合いのフィリピンレストランまで逆に運び、客と分け合って食べてきた。あんなにおいしいのに残念。
 会が始まる前、一階のロビーにいたら、先生という声、階段から降りてきたのはカンボジア人男性、彼が日本に難民として来たての25年前に胃潰瘍で僕が診ていた、そこからのつきあい。日本人の奥さんもいっしょだった。1月にはふたりでカンボジアに移住するとのこと、その前に会えてうれしかったと言ってくれた。たしかに日本はいま雇用が落ち込んでいる。カンボジアレストランを開いたものの、うまくいかずに閉店したこともある。10台で逃げざるをえなかった動乱の母国が落ち着いて帰国するわけだが、いま彼は48歳、彼が日本にいた25年間ぐらい、苦労に苦労を重ねて無駄ではないのだろうが、どうなんだろう? やはり政治と政治家の責任は重いと言わざるをえない。
  • 2011/9/12 9:14
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