AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成26年12月25日木曜

平成26年12月25日木曜

22日もインフルエンザで混んでいた。そのせいか、薬だけでいいという外国人患者が続出。たしかに院内は人がいっぱいであった。日本人の患者にも診察まで1時間はかかりそう、まずいときに来てしまったと思ったと言われた。でもひどく混んでいるのは小児科で、しかもこどもは一人では来ないので患者数の割に混んでいるように見える。それでも僕のほうだけで7カ国9人の外国人患者がいた。メキシコ人女性27歳、僕からみるとまったくの西洋っぽい「メキシコ人女性」なのだが、祖先に日本人の血が入っているとのこと。上腹部正中よりやや右側の痛みでやってきた。体格と疼痛の部位から胆石を疑ったのだが、「おなかがすくと痛い」と言う。通常は胆石なら食後が痛くなるはずと思いながら、エコーで胆嚢と肝臓をみると石はないが、いわゆる脂肪肝。若いお嬢さんに告げるのもどうかと思ったが、その通り告げた。さらに尋ねると当初より側腹に近いところに痛みがあると言いだし、背部も痛いというので腎臓結石も疑わねばならないかと思って尿検査をしようとしたら生理中とのこと。尿中に赤血球が手でいるかどうかの尿検査だが、これでは検査はできない・・というより意味がない。たくさんの患者で心の中であわてながらも、あわてるなと自分に言い聞かせながら話をした。けっきょく、空腹時痛に着目して十二指腸潰瘍を疑い、食事はしてきたと言うのでまずはプロトンポンプインヒビターで胃酸を抑えてみることにした。年末、あと診療も数日というときにこういう人がやってくると、どうしてさしあげるのが一番いいのかと悩む。
  • 2014/12/25 9:00
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