AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年8月25日木曜

平成23年8月25日木曜

きのう、神奈川県下の看護教員の集まりで講演させてもらってきた。外国人医療、すなわち内なる国際医療もいよいよここまで裾野が広がってきたのかと思った。ぜひ教育現場に戻って学生に伝えていただきたいと思って講義したが、経験なく観念の中で学生に伝えるのは大変だろう。なにかお手伝いできることがあればさせていただきたい。思い返せば22年前に開業するとき、当時の大和市立病院の副院長に外国人も地域住民として日本人と いっしょに診察するクリニックをつくるから開業したいと言ったら、一家で路頭に迷うからやめろと言われた。大和市立病院で診ている患者はひとりたりとも連れて行ってはいけないと言われた。いやみだなと思ったが、あれはひょっとしたら僕を引きとめたかったからなのか。いずれにしても少子高齢化に伴って景気が悪かろうと外国人を労働者として受け入れざるをえないのが今の日本だ。留学生の数を増やそうというのも労働力の卵としてだろう。いずれにしても22年前の僕は将来を見る力があったということなのかもしれない。
昨日、首都圏以外のある県の病院協会からAMDA国際医療情報センターに通訳できる言語、時間の問い合わせがあった。こういう団体から問い合わせいただくのはありがたい。最近、医療通訳について雨後のタケノコほどではないが、株式会社で参入しているところがある。パンフレットも一部見たが今の医療機関は疲弊している。新しい機械のリース料金や職員給与、上がらぬ診療報酬、いまは東日本大震災に関連してもし消費税率上げなどということになったら、薬など買う時には消費税付きで買わされ、保険診療でその薬剤を使う時には患者に消費税を転嫁できない我々医療機関は倒産の危機である。こういう状況の中で株式会社が事業として進められるほど、医療通訳に医療機関がお金をかけるだろうか? というのが医療の現場にいる者としての感想だ。きょうは午後から県下の会長会、診察は午前で終り。
  • 2011/8/25 8:57
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