AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2017 11月 » »
29 30 31 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 1 2
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

平成23年8月7日日曜

平成23年8月7日日曜

きのう、1時に診察を終えてから大和在住の外国人の方数人にクリニックに来てもらった。9月11日日曜日に予定した大和市医師会主催の市内在住外国人の方のための医療の話、ことしは何をテーマにしようかという打ち合わせだ。あまり僕の意見を先に言うのはやめようと思った。こちらがニーズがあると思っても先方はそう思っていないこともあるからだ。聞きたい話の一番は放射能の話、健康被害がどうかということだが、たしかに小さいお子さんを抱える人が多く、不安に思っていることは表情から手に取るようにわかる。実は大和市では市内の学校、幼稚園など主だったところで毎日放射能を計測してホームページにアップしてあるのだが、そういったことは誰も知らなかった。特定健診やがん検診については集まってくれた人たちが意識が高いせいか、皆さん知っていた。こちらは例外というべきかもしれない。おとといの午後に横浜からやってきたフィリピン人女性、診察を終えて「さようなら」と言いかけたら、封筒をハンドバックから出してきた。先生、あの、これ何ですか? 見たら横浜市の特定健診の問診表だった。興味があるのでよくよく見たが、外国語の記載は一か所もなかった。これじゃ日本語を読むことができない人はわかるまい。ついつい本人に質問しながら代理で記入してしまった。こういう方が標準的だ。ついでだが、だから外国語表記のものを入れたらというと何語で書いたらいいのかわからないからと言うだろう。いくつかの言葉で「これは健康診断の問診表です」と書くか、続けて「AMDA国際医療情報センターのアドレスからホームページを見て自分がわかる言葉で書かれた問診表をダウンロードしてお持ちください」とでも書いてくれたら本人も医療機関側も大助かりのはずだが。ぜひAMDA国際医療情報センターのホームページに6カ国語だったか、アップしてある特定健診問診表の各国語版を使ってほしい。問診部分は日本全国同じなのだから。そういう型破りの行政マンよ、出でよ。たしか印刷するとどこかにAMDA国際医療情報センター作成とは書いてあるが、これで著作権を主張したりお金をもらおうという気はない。営利目的ではないNPO法人の意地だ。ただし株式会社はそういうことはしないでほしい。もししたら著作権を主張することになるだろう。もう17年前ごろ、一回こういうことがあった。明らかにパクリで僕が相手の会社に乗り込んで文句を言ったが、相手もそれを認めた。どうしてこういう翻訳をAMDA国際医療情報センターがすぐに作成してしまうかというと、それは僕が診療の第一線にいるからだ。だから現場の外国人患者や医療機関側のニーズが直感的にわかる。それを実行するだけだ。ここが翻訳版を作成したり、いろいろと外国人の医療について腐心していている団体との大きな違いかもしれない。
話がそれたが、いわゆる協会健保、昔の社保であるが、これに加入している人は6月~9月に市内の医療機関で特定健診を受けると大和市のおまけ分がついてくる。おまけ分とは4年前までは基本健診にあって、いまの特定健診にはなくなってしまった検査だ。このことは誰も知らなかった。さらにやりたいのは料理教室、野菜を食べなさいと言っても油料理にしてしまう人が多く、「野菜を食べなさい」の真意がわかっていない。そこまで言わないこちらも悪いのだが。僕の患者のひとりにそういう料理を教えていたおばぁちゃまがいらっしゃって、その方にお願いしようかなんて考えもした。さらに一品持ち寄ってのパーティだからどういう会になるか、今から楽しみだ。
  • 2011/8/8 12:12
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1621)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://amda-imic.com/modules/blog/tb.php/62