AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年8月6日土曜

平成23年8月6日土曜

毎日、突然雨が降る。ゲリラ豪雨とも呼ぶそうだが、これってスコールじゃないだろうか。バンコックに夏行くとよく出くわす。温暖化現象の産物だそうだが、ことしのセミはかわいそう。鳴く暇がない。きのうの夜、例のアメリカ人女性が持ってきた米軍関係の病院のレポートを読んだ。彼女が目の前にいるとああだこうだと一人でしゃべりまくるのでゆっくり時間をかけて読んでみた。ははーん、こういう単語の使い方するのねなんて思いながら読んだ。精神科疾患のほかにひどい腹痛があると訴えるのだが、文章の中に造影CTを行ったら上腸間膜動脈がきわめて細くなっているとの記載があった。要するに小腸などに行く血液循環が悪くなっているということなのだろう。それで彼女がいつも「米軍関係の病院ではいずれ手術して内臓を全部取らなくなくちゃと言われている。あそこに行くと死んでしまう」と言うのだろう。内臓を全部取るというのは大げさだが、それでも上腸間膜動脈が支配する小腸を全部摘出したら栄養の吸収がさらに悪くなり、常に下痢、水様便が出るにちがいない。今でも骨と皮みたいなのに、彼女が不安に思うはずだ。4~5日後に来てくれ、それまでにリポートを読んでおくからと言ったのできっときょうか、遅くても来週初めにはやってくるに違いない。なんて話したらいいのだろう?リポートを解説して、やはり精神科疾患も診てもらっている米軍関係の病院に行けと言うしかない。また興奮して怒鳴り始めなければいいが。さらにきょうは月に一回ベトナム人の通訳スタッフが勤務する日、さらにさらに昨日、名古屋にいつもいるというアメリカ人女性から「あしたしかこっちにいないから内視鏡して食道炎を診てほしい」という電話があって、3人も予約が入っているのに断り切れずに入れてしまった。今は朝、午後1時ごろ、ちゃんと終わっているだろうか?・・・・・・・・・・・

 実はいま1時、もう終わりそう。すごい一日だった。きょうの内視鏡は順にベトナム人男性、終わったところでカンボジア人女性が胃が痛いと来院。内視鏡予定の人すでに4人もいたので一瞬躊躇したが、痛みが強く、ごはんも食べてこなかったというのでしようと決断、すこし待つよと断りを入れた。そしてアメリカ人女性、ベトナム人のご夫婦と順調に終り、このカンボジア人女性が最後、十二指腸潰瘍だった。やっぱりやってあげてよかった。例のアメリカ人女性は来なかった。
  • 2011/8/6 13:20
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