AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年8月2日火曜

平成23年8月2日火曜

きのうまではまるで梅雨空、やっと夏が戻ってきた。北海道生まれの僕は夏が好き、寒いところは好きじゃない。暑い夏にもっと暑いバンコックに行くのが好きだ。きのうはひどい日だった。午後になって「先生に言われたから来たって色黒の人が来ていますが、ご存じですか?」と職員が聞くので、そんなの知らないと答える。とりあえず診察ならカルテをつくってと話す。やってきたのはナイジェリア人の男、大きい。前回来たのが数年前、覚えているわけないし来いなどと言った覚えもない。まあそんなことはよくある話なのでどうでもいい。東北大震災のあと、寝られない、動悸がする、体がだるい、いますぐなんとかしてくれと言われても・・・よく聞くとこの数カ月で10 キロ、太ったとのこと、ストレス太りなのだろうか。肝機能など採血しようとしたら泣きそうになっていてかわいいというかおかしかった。きょうの午後、結果を電話してあげなくちゃ。僕のことを「シャチョウ」と呼ぶ。フィリピンパブ全盛時代は務めている女の子たちが具合が悪くなり訪ねてくるケースも多かった。あのときもよくシャチョウって呼ばれたっけ。4時45分になったころに例のアメリカ人女性現れる。話を聞いていてもまったくつじつまの合わない話、米軍関係の病院で行ってきたリポートを見せてくれるがその内容と彼女の話す内容がまったく一致しない。精神科の治療がうまくいっていないのだろう。彼女がいつも言うのは「私は運転免許証を持っている。アメリカにいたころの私の友人にひとり精神科の患者がいたが、彼女は運転免許を持つことを許されなかった。私は持っているの、だから精神科の患者じゃない。わかる?」。わからない。けっきょく30分ばかり話しつづけるので、リポートをゆっくり読むので数日時間をくれと言って帰ってもらった。この間、診察時間をすぎても待っていてくださった患者に申し訳なくも思う。やはり外国人医療は医療機関にとっては危機管理の学問と再認識した。
  • 2011/8/2 8:59
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