AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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2011年7月29日金曜

2011年7月29日金曜

健診は食事なしで受けていただくのでこの時期、朝が混む。そのことを知っているなじみの方々はだから午後からやってくる。それにしてもきょうの朝は「異常」だった。現代っ子なら「ありえなーい」とかいうにちがいない。きょう胃がん検診で内視鏡予定のブラジル人の姉妹、やってくるなり特定健診も肺がん検診も乳がん検診も大腸がん検診もしてほしいとのこと。特定健診予約の患者さんが5人いたが、やむをえずokする。いつもは仕事をしていて日本語も不自由だし、「来てくれた」その日にしてしまわないと二度と受けにこないこともあるからだ。ペルー人女性、あれれ、一週間後に特定健診の予約が入っているのに来院。まちがったらしいが受付で事務員と言いあいをはじめてしまった。わけを説明するとようやく落ち着いたが、けっきょくしばらく待って、きょうはもう待てないと帰って行った。外来診療しながらこの時期、毎日3件の内視鏡検査をこなさなければならない。タイミングによっては内視鏡検査の間、外来の方をお待たせしてしまう。いつも申し訳なく思ってしまう。2人目の内視鏡検査を始めようとしたときにアメリカ人女性来院。統合失調症と過敏性腸症候群で2年前ごろからおなかのことでときどき来る方だ。両方ともアメリカ軍関係の施設でも診てもらっているのだが、なぜか僕のクリニックにやってくる。本人は潰瘍性大腸炎と思い込んでいて何度話してもらちがあかず、治療も受けてくれない。そのうちにどなりはじめてしまう。これは精神科疾患がコントロールできていないのだなと思い、近くの精神科病院を紹介しても総合病院の精神科を紹介しても一回行くともう行かない。僕だって英語がすこしできるからってこういう専門家以外が診てはいけない病気まで診たくはない。来るたびに30分、40分と同じことを話して同じことを議論して興奮して大きい声をあげてはしばらくすると落ち着くのか、話をしてもしょうがないと思うのか、帰っていく。もうあんたのところなんか来ない、何もしてくれないしと言って帰ったので内心ほっとしたら1ヶ月もしないうちにまたやってくる。僕の最大の頭痛の種だ。きょうも僕と話がしたいということだったけど、あまりの忙しさに、これで30分も40分も取られて結論の出ない話ではかなわないと思い、フィリピン人通訳に何を話したいのか、聞いてくれと頼んだ。もしどうしても話したいのであれば午前中は忙しくて長い時間は取れないので午後にしてくれないかとち言ってくれと頼んだが、なんだか延々と話をしていたようだが、話をしたらすっきりしたのか帰ってしまった。フィリピン人通訳はずっと彼女ひとりに専念していてかわいそうなことをした。12時すぎて2軒往診へ、終わって1時から医師会理事会の準備で医師会事務へ、夜は午後7時から市立病院運営協議会で司会しなくちゃならない。ああ、どこからでもいい、ボーナスがほしい。
  • 2011/7/29 15:14
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