AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年7月26日火曜

平成23年7月26日火曜

はああー、昼休みなのに一日働いた気がする。特定健診、乳がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、胃がん検診をやってという予約なしの患者が5人、このほかに予約していた人も4人、胃がん検診で胃の内視鏡検査が3人、けっきょく9時前には始めて診察終わったのが12時半。おなかをすかせて特定健診を受けようとやってきた人たちに予約がないから出直せとは言いづらい。こういうところが大病院と比較して小さなクリニックのいいところなんだから。特定健診、肺がん検診そして乳がん検診は触診だけだから当日終わる。大腸がん検診は2日分の便を分けて採取してきてもらっての潜血反応を見るため、当日は容器を渡すだけ。そして胃がん検診は大和市の場合は画期的なことに始めからバリウムの透視検査と内視鏡検査を患者が選ぶことができる。ほぼ100%内視鏡を希望する人が多い。当日は予約だけになってしまうが、大和市で3年前に始まったこの胃がん検診システム、僕のところでも一昨年2人、昨年も2人、がんが見つかった人がいるが、やはり早期がんが多く、いま皆さん元気。朝一番にフィリピン人女性がフィリピンからやってきた自分の母親を連れてやってきた。保険がないので家族訪問ビザなのだろう。めまいがするというが、血圧が高い。娘は自分が面倒みるのでフィリピンに帰したくないと言う。まさかと思うがビザの延長が目的でやってきたのではあるまいなと考えた。この「まさか」がけっこうあるのです。お母さん、高血圧だけじゃなくて糖尿病もあるというから不法滞在になってしまって保険がないと治療も大変だよと言ったが、理解してくれたかどうか? フィリピンでも薬を飲んだり、飲まなかったりしていたらしい。いつもやってくるラオス人女性、胃がん検診の内視鏡検査でやってきたが、同じラオス難民のだんなさんのお母さんを連れてきた。この人も予約なく特定健診、がん検診を希望した人だ。よくよくお母さんの名前を見ると名字に聞き覚えがある。たしかタイやラオスではナームサクンと呼ばれる名字が同じなのは親戚しかいないと聞いたことがあるので、○○○って人、知っている?と尋ねてみたら、息子ですとのこと。やっぱりね。きょう火曜日はタイ語の通訳が来てくれる日、ラオス語とタイ語の違いはというと文字は少しちがうけど、言葉としては東京標準語と東北弁ぐらいの違いかなあ。東北タイ、イサーンで話されているイサーン語はラオス語と瓜二つ、この地域の住民にラオ族が多いからである。帰りがけにこのお母さんに友達のラオス人たちにちゃんと特定健診やがん検診を受けてくれるよう、話しておいてねと頼んでおいた。みんなに伝えておくねと言ってくれた。きっと予約なく押し寄せるにちがいない、恐ろしい。
  • 2011/7/26 14:18
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