AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2017 11月 » »
29 30 31 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 1 2
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

2011年7月23日土曜

2011年7月23日土曜

きょうやってきた外国人は15人、保険を持っていない人がひとり、日系のペルー人。不法滞在ではない、国民健康保険に加入資格があるというのに意識的に加入しない。病気でもないときに掛け金を支払いたくないということだ。出稼ぎの外国人に多いパターンだ。日本の国民皆保険という制度は病気じゃない人でもいつも掛け金を支払って病気のときには医療費の7割、人によっては8割を保険から支払ってもらうという「互助会」みたいものなのだからぜひ加入してほしい。そういう外国人を見つけるたびに話をするのだが、行政はどういうアプローチをしているのだろう?加入キャンペーンとかしているのだろうか?
・・・・と思っていたら隣の綾瀬市から頭痛の男性来院、保険に加入していない。まずはと血圧を測定すると高い。高血圧のための頭痛だろう。降圧剤を数日間だけ処方した。ところでどうして保険に加入していないのですか?と尋ねると・・やはりお金のこと・・というよりいつも健康だからとのこと、でも次回は加入手続きをしてきますと返事をしてくれたが、未加入の期間の掛け金も請求されるはずだ。この時点でやっぱりいやだと言う人がいる。慢性疾患なのだからぜひ加入してきてほしい。そうじゃないと治療をする側も支払いの医療費を気にしながらの「控えめの医療」になってしまい、結果的に「よくない状況」に患者を追い込んでしまうことさえあるからだ。日本人でもこういう人がいるのだから外国人にもいるのは驚くべきことじゃないのだろう。前にも書いたが日本の保険制度は国民皆保険、外国人でも加入資格のある人は加入が義務だ。ところが義務に違反して加入しなくても罰則のない義務なのである。そして罰則のない義務なんてそんなものである。
  • 2011/7/23 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (1700)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://amda-imic.com/modules/blog/tb.php/48