AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年7月9日土曜

平成23年7月9日土曜

きょうは恐ろしい日。きのう帰るときに内視鏡検査、特定健診、がん検診の予約リストを見たら・・・上部消化管内視鏡検査が30分ごとに3人、ベトナム人、ペルー人、フィリピン人。他の患者さんを診察しながらだから一人でも時間通りに来てくれないと泣きたくなるような事態になりかねない。おまけに特定健診とがん検診(胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、女性はプラス乳がん検診)の予約が5人いて、ベトナム人2人、ペルー人2人、フィリビン人1人、さらにさらにきょうはベトナム人の通訳の出勤日、ベトナム人がどっとやって来る日、1時にどんな顔しているだろう?ちゃんと終わっているだろうか? そうそう、ときどきクリニックを見学させてほしいという医学生、看護学生、ソーシャルワーカーの方からの電話がある。原則受け入れているので臆せず、お電話ください。 きのう、診察が終わってから医師会の会議に行くまでに近くのイトーヨーカ堂をぶらぶら、ついでに二階に行って靴下を買おうと下を向いていたら至近距離から「せんせーい」という声。顔をあげたらずいぶん昔からやってきていた日系ペルー人の母親と娘、今は隣の相模原市に住んでいるのだが、この家族とは患者と医者以上のつきあいかな。昔からこどものこと、進学のこと、病気以外でも困ったことがあると相談にやってくる。・・・しばらく世間話をしていたら、そのうちに母親が「ちょっと相談していいー?」と切り出した。息子が日本人のガールフレンドを連れてきて、そのあたりから親の言うことを聞かない、とうとうきのうは母親とだんなさんが爆発して頭ごなしに怒ってしまったらしい。もう24歳になる息子だが、ほんとにやさしいいい子だった。おまけにヨーロッパ系ペルー人の母親似でイケメン、両親としては日本に働きにやってきて苦労して大学の学費まで工面して卒業させた「ほんとにいい子」だったのに突然の変身で驚いたらしいが、僕から見ると遅くやってきた反抗期だと思う。だれにでもあることなのだが、親がそれに戸惑っているのだ。自分たちの暴言に自分たちでもどうしていいかわからないらしい。話していくうちに母親の笑顔の中に涙があふれてる。親も間違うときがあるんだよ、きのうは言いすぎでごめんなさい。でもわかってほしいのはあなたを愛していて心配しているからなのと言いなさい、いつかわかってくれるよと言って別れた。 さて、いまは午後1時半、30分超過していま診察終わった。外国人患者の結果は・・4時間の診察で計23人、ベトナム人7人、フィリピン人7人、ペルー人7人、ドミニカ人1人、ナイジェリア人1人・・あぁぁぁぁぁ、疲れた。
  • 2011/7/9 8:57
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