ブログ - 平成31年3月14日木曜
ナイジェリア人男性44歳、排便時に出血すると来院。肛門鏡で診てみたが、痔はあるが、出血はなし。ポリープ状に変化もあるが、明らかな出血源がわからないので大腸の検査も必要になると考え、近くの専門医に診察をお願いした。ベル―人女性19歳、風邪症状、発熱、体の痛みで来院。明日から飲食店で働くというので、インフルエンザの検査もしておくべきと考えて、話をしたら・・・いやがる。誰でもいやなものだが、顔つきを見ていると「本気で」いやがっているのがわかる。鼻腔に入れる綿棒を取り出すとそれは頂点に・・・ここまでいやがられると、やる方としてもやめてしまおうかなあと思いたくもなる。でももしインフルエンザなら周りに広めてしまうだろうし・・と心を鬼にして施行。結果は陰性。疲れてしまった。タイ人女性59歳、めまいがするとやってきた。降圧剤のせいかとも思い、血圧を測定するもよくコントロールされていて低いというわけじゃない。よく聞くと耳鳴り、吐き気、頭痛もあり。メニエール氏病を疑って処方した。同じくタイ人女性55歳、前回の採血の結果、中性脂肪が300を超えていた。カルビが大好きだそうで、「どうする?」と言われても、すでにベザフィブラートを最大量内服しており、やはり食生活を変えるしかないのだが・・ビールとカルビが大好きというのは変えられそうもなさそうだ。イスラム教徒なので、豚肉は食べられないし。フィリピン人女性59歳、目が真っ赤。花粉症と自分で言っていると受付から連絡があった。その通りだった。