ブログ - 平成31年3月1日金曜
あっというまに2月が終わって3月、早すぎる。アメリカ人女性57歳、精神疾患のコントロールがいまいち、うまくいっていないのか、ここのところ、以前のように何を話しているのか、訴えているのかわからなくなってきた。昨日も午前中にやってきておしりの中になにかがあると訴え、レントゲン撮影で何もなし。昼休みに気持ちが悪いと電話があり、午後になって再度やってきた。吐き気があるというので便の性状を尋ねたところ、下痢だという。感染性腸炎でも疑うところなのだが、そういう話をするとちがうと。ダイアゼパンをくださいというので、精神疾患の治療をしてくださっている先生からその手の薬が処方されているので、僕が処方をすることはことがややこしくなるだけなので、その先生を訪ねるようにと話すと、僕の前の椅子にすわったまま泣き始めてしまった。こうなるともうなんともしようがない。力づくで診察室を出て行ってもらうわけにもいかないし・・・精神疾患の診療は3月20日の予約だそうだが、もう少し早くもらえないか、交渉してはとアドバイスした。下痢と嘔気についての処方はしたのだが、10分ぐらいして近くの薬局から電話があり、本人が薬はいらないと話しているのですが、どうしましょうかということだった。不要ならやめましょうと答えたが、すると午後の診察は何だったのだろう。彼女がやってくるといつも悩む。