AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成31年2月23日土曜

平成31年2月23日土曜

インドネシア人35歳男性、フィリピン人33歳女性、いずれもいわゆる花粉症でやってきた。どうしたの?と訊ねると「かふんしょう」という返事。花粉症という言葉が世界の共通語になるのも近いかも。フィリピン人女性39歳、日ごろ、食べていないと言うがLDLコレステロールが高い。とりあえず、食事療法の話をしたところ、薬も欲しいというので内服薬を処方したが・・本当に食べていないのか、怪しいとにらんでいる。食事療法は守るように指切りげんまんをさせた。薬を飲み始めたからと食事に気を使わないのでは意味がない。この彼女、あるトラブルを抱えているとフィリピン人スタッフから聞いた。地域の学校ではまだ日本語がわからないフィリピン人の子弟のため、そして親のためにフィリピン人で日本語が堪能な人にお願いして、教員との面談の時など、学校に来てもらう制度ができあがっているのだが・・・そこで知ったフィリピン人の家庭のことについてそのプライバシィを第三者に話してしまい、それがコミュニティに広がってしまい、めぐりめぐってそのフィリピン人保護者の知るところとなり、けんか状態となっているばかりではなく、コミュニティの中での信頼が失墜しているというのだ。医療機関に勤務していれば、我々は日ごろから患者のプライバシィを守ることに最大限、気をつかっている。それを職員にも徹底している。しかし、プライバシィの大切さを徹底して教わっていないとこういうことがおこる。通訳とは言葉ができればいいということだけではいけないという典型だ。今後、日本のあらゆるところで外国人が増えると、通訳という仕事を任される人も増えるはずだ。そのときに「通訳の心得」みたいものを徹底しなければいけない、安易に「言葉ができるからちょっと来て」ではこういうトラブルはなくならないだろう。
  • 2019/2/25 9:45
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