ブログ - 平成31年2月15日金曜
タイ人女性46歳、受付で相談があると話したらしい。何の相談なのかと思っていたらタイにいる父親が糖尿病だそうで、心配になってやってきたという。幸いなことに何も食べていないと言うので採血、採尿したが・・検査が終わった後に、「朝、コーヒー飲んだ」と一言。砂糖を入れていたとしたら、空腹時血糖ではなくなってしまう。ナムタン*は入れた?と訊ねると、「ううん、ミルクだけ少し」と言うので、ほっとした。毎朝、郵便物の整理をするのだが、あまり聞いたことがない会社から、それも2つの会社から電話医療通訳や院内掲示の翻訳などのダイレクトメールを発見した。必要だから・・・というよりビジネス チャンスと捉えてのことだろう。そうでなくても診療報酬点数はほぼ上がらない状態。保険診療では最終受益者であるはずの患者に消費税をまわすことは法的に許されておらず、今までも保険診療の中で使う薬剤等の消費税は医療機関の負担となっていた。今回の診察料のアップはその消費税が8%から10%にアップする、その「付け替え」にすぎないので経営上は「上がった」ということではない。そういう経営状況の中で業者からのこういうダイレクト メール、なんとも言えない気持ちになる。
*ナムタン:砂糖(タイ語)
*ナムタン:砂糖(タイ語)