AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成31年1月31日木曜

平成31年1月31日木曜

イタリア人男性45歳、いつもの診察の後、腰が痛くてたまらないと訴える。触っているのは腰から臀部、足先まで痛みが走ることはないかと訊ねると「それはない」とのこと。整形外科を受診するように話そうと思っていると、「原因はわかっている。仕事で腰をかがめたり、重いものを持つから」と言う。どうして?と再度、訊ねると「仕事が休みになると痛くなくなるから」と答える。で、今は?との質問には「今はだいじょうぶ」と・・・・どうやら整形外科に行きたいようでもないのだなと判断したところで、次の一言。「湿布してもあまり変わらない、痛み止めの薬もいらない。休めばよくなるのだから休めばいい、有給がたくさんあるのだから・・・」。ここで気がついた。要するに有給休暇がたくさん余っているのに、日本の会社では誰も積極的に取ろうとしない、ここに違和感を感じているのだろう。そういえば以前から「有給」の話、していたっけと思い出した。こういうのを文化の違いと言うのだろうか? バカンスで一カ月休みがあったり、昼休みが長いというそんな国の人からみたら、確かにおかしなことかもしれない。でもそういう社会の中で、彼の抵抗がどこまで受け入れられるかと考えると、疑問符がたくさんつく。きっと彼にとって、日本は住みにくいところなのだろう。
  • 2019/1/31 14:49
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