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ブログ - 平成31年1月26日土曜

平成31年1月26日土曜

カテゴリ : 
理事長 Dr.小林米幸の独り言
執筆 : 
center tokyo 2019/1/28 9:12
フィリピン人女性54歳、頭が痛いと来院。高血圧で昨年7月まで受診している。その後はどこの医療機関にも受診していないとのこと。血圧を測定すると160/100、あれほど継続治療が必要と話しているのに・・・そういえば、昨日の厚労省の会議でどこかの団体だったか、省庁が発表していた内容に「慢性疾患なのに継続治療しない人が少なくないが、民間保険の加入を促進することで、解消できる」と書いてあったが、これはちがうと思う。たぶん慢性疾患で継続治療をしない理由を医療費が続かないからと考えたのだろうが、お金にそれほど困っていなくてもこのように来なくなってしまう。それは健康に対する考え方がちがうからだろうと僕は考えている。亡くなったタイの親友に尋ねたときもそう言われた。「タイでも薬を処方してよくなると来なくなってしまう」と。そのタイには健康保険があって受診時の患者の負担はなしだ。昨日、厚労省の第二回の訪日外国人の医療に係る会議に出席しておおよそ、厚労省がどういう方向に持っていきたいのかということが把握できた気がする。日医からは次の外国人医療対策委員会で提出される中間答申の案が送られてきた。中を読むと僕の提言が大幅に取り入れられていてうれしかった。とくに同じ種類の予防接種の問診票について、現在は地方自治体ごとに少しずつちがっていてそのために多言語での翻訳版が作りにくく、それを全国統一の問診票にしてほしいということが盛り込まれていたのには感動すら覚えた。全国統一版ができたらそれを多言語に翻訳するのはさほどむずかしいことではないからだ。するとこどもを持つ外国人の親にとっても安心であろうし、医師も安心して予防接種を行うことができると思う。

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