AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年12月22日土曜

平成30年12月22日土曜

新患のフィリピン人女性37歳、会社で受けた健康診断の書類を持って来院。内容を読んで解説してほしいと言う。いつもつい思うのだが、健診を行っている側の施設はいい商売をしているなと感じてしまう。「異常所見を日本語で書いてただ送るだけ」だからだ。これを英語などで解説しなければならないこちらは大変な労力になる。で・・解説していくと血圧が180と高い。ためしに計測してみたが、やはり170と高い。よくよく訊ねると、近医で降圧剤の処方を受けているというので、薬の名前は?と聞くと「わからない」、薬手帳は?と訊ねると「持っていない」とのこと、薬も持っていないと言う。健診の結果を担当医に見せて、検討してもらいなさいと話したが、本人が僕のところで今後は診てほしいというので、明日、内服薬を持ってきてもらうことにした。ついでに話してしまうが、こういう健診の結果を見ると、胃の透視検査の結果の欄には○○の疑いと書いてあるが、胃の中のどこの部位に疑いの病変が存在するのか、まったく記載がないことが圧倒的に多い。これは僕のように内視鏡検査を行う側からみるとはなはだ愉快ではない。もちろんどんなことがあっても食道から十二指腸の第二部までしっかりと観察するのだが、それでも「あそこが疑わしい」と指摘してくれたら、そこは重点的に診るのだが・・・つい、プロが結果を書き込んでいるのではないのだろうと疑ってしまう。
 先日。在留カードの生年月日に昭和61年○○月○○日と記載がされているタイ人女性の話を書いたが、あらためて取らせてもらったコピーを見ると、国民健康保険のほうには生年月日の欄に昭和61年1月1日と印字されている。これでは通常の医療機関では本人ではないと「勘違い」してしまうのも無理がないし、偽造在留カードか?と疑ってしまうことも無理がない。こういうケースを持ち込まれた医療機関では判断に四苦八苦するだろう。外国人患者を多くの医療機関で受け入れるには、患者との電話通訳だけでなく、こういうトラブルや外国人医療に係る相談を受け付けて適切に答えを見つけてくれたり、アドバイスをしてくれる「相談機関」がぜひとも必要だろう。
  • 2018/12/25 9:00
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