AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年11月23日金曜

平成30年11月23日金曜

心の中でこんなことが起きたら・・と恐れていたことが現実になった。22日の朝、インド人の20代の若者が3人いっしょに来院、発熱と皮膚に病変があるというので、看護師がみるとどうやら水疱瘡らしいので小児科で診るということになった。3人とも消耗しきった状況で、水疱瘡の予防接種は受けてはいなかった。こういう人たちから日本国内で小流行が起こっても何の不思議もない。移民大国のアメリカに留学する人、短期の語学留学で行く人の証明書、診断書の類を英文で書いたことがずいぶんあるが、先方のフォームを見ると、いずれも予防接種の記録を厳格に書くよう指示されている。世界中から移民がやってくる米国では世界のどの地域からどのように感染症が入ってくるのか、予測が立たず、国内の人々の健康を守る上からも予防接種が義務化されているし、予防接種の記録を書けないと入国を拒否されることもある。日本のように予防接種が義務とはされていない国では、保護者の強い意志などで予防接種を「拒否」したり、うかつにも受けるのを忘れたりして、この「予防接種の記録を書けない」人が少なからずいて、留学などのときに書類が整わずに結局行けなくなる人さえいるぐらいだ。今や人口の2%近くを占めている在留外国人に加え、今後5年で35万人近く外国人労働者を受け入れると政府が方針を語っている、そんな中で・・・日本の予防接種行政制度の根幹である「任意制」のままでこれからもいいのかと強く思う次第だ。
  • 2018/11/26 10:38
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