AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年9月14日金曜

平成30年9月14日金曜

朝から特定健診や具合のよくない人が多くて、超多忙だというのに・・・ペルー人男性39歳、胃が痛くてがまんができないと言う。たしかに心窩部に痛みがあり、「朝起きた時、寝る前にすごく痛い」とのこと、年齢や症状を考慮すると十二指腸潰瘍にちがいないと思ったのだが・・内視鏡はできるか?と訊ねられて、返答に窮した。すでに午前中に二人、予約が入っている。念のためと思い、朝ごはんは食べてきたの?と訊ねると、パンを食べたと答える。仕事をしていてきょうだけ休んできたとのことなので、午後3時半から検査を行うことにしてそれまでは飲み物を飲むのはいいが、食べないようにと注意をして帰ってもらった。午後もすでに3時から内視鏡検査が組まれていて、終了したころに彼がやってきた。内視鏡を挿入すると胃の中に溶けた米粒が多数見える。十二指腸だけチェックをして逃げてこようと決断、やはり球部の小彎に大きな潰瘍があった。見ることができる胃の中には病変はなかった。終了後、パンじゃなくてごはん食べたの?米粒があったよと話すと、笑いながら「食べると痛みが止まるので食べた」とのこと。先に聞いていたら検査はしなかったかもしれない、いや、しなかっただろう。内服薬を処方して帰ってもらおうとしたら、きょう休んだ分の診断書を会社あてに書いてほしいと言う。ずる休みでないことだけがわかればいいとのことなので、「簡単に」書いて安い金額を請求させてもらった。フィリピン人男性56歳、北隣のS市から初めてやってきた。首や体あちこちが痛いと言う。薬手帳を持っていたので見せてもらうと、住まいの近くの整形外科を長年受診していて、鎮痛剤やら神経を刺激する薬やらいろいろと処方がすでにされている。それでも症状が改善しないとのこと、いわゆる「ややこしい」患者なのだろう。いくら言葉の問題がないとはいえ、検査ができる施設で整形外科や神経内科、場合によってはペインクリニックが必要かもしれないと思い、そこのところをよく本人に話して近くの公立病院に情報提供書を書いた。
  • 2018/9/14 9:00
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