AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年9月8日土曜

平成30年9月8日土曜

県内でも遠方のI市からやってきたフィリピン人男性30歳、はじめてやってくるというので友人が二人付いてきた。胃酸があがってくる、痰が多くて喉に違和感があると訴える。近医で処方されている薬は抗炎症剤と去痰剤だった。内視鏡検査を希望していて何も食べてこなかったとのことだが、すでに内視鏡検査予定の人が二人いたため、しばらく待ってもらうことにした。11時20分になり、ようやく内視鏡を施行することができた。結果は喉頭咽頭から十二指腸に至るまで何の異常もなし。器質的病変より機能的病変を疑った。僕の推察に基づいて3週間分、内服薬を処方したが、果たして結果はどうなるだろう? 高血圧で内服薬を処方していたフィリピン人女性48歳、今回は3か月処方を希望。母国の母親の具合が悪く、看病のために一時帰国するそうだ。それにしてもあまり外来も混んでいないのに、「薬だけ」と言うので、待合室に出て行くと・・・泣き目だし、顔の左半分が少し赤い。いろいろと話しているうちに、「診察室で話したい」と言い始めたので、診察室に移動した。顔が少し赤く腫れているのは職場で日本人男性に殴られたからだという。警察を呼んだが、やってきた警察官から「殴られた後であなたも足で蹴ったからあいこだね」と言われたと不満そうに話す。日本の警察は民事不介入なのだよと説明すると、ああそうなんだとうなづく。それでも感情が抑えられないようなので、警察にお願いしたいのなら、診断書を書いてあげるからそれを持って警察に行かねばならない、でも診断書にはお金がかかると告げたところ、それでも書いてほしいというので、所見だけを書いた。夜は医師連盟でお招きした日本医師連盟内部推薦で当選した医師で参議院議員の方の講演会があり、しっかりとお話しをうかがったが・・頭の回転の速さと鋭さ、そしてなにより人間性に少し感動した。
  • 2018/9/8 9:00
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