AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年9月1日土曜

平成30年9月1日土曜

フィリピン人女性18歳、貧血にて来院、両親はフィリピン人、母親が日本で再婚し、13歳のときに母親に引き取られて日本にやってきたそうだ。すっかり「普通」の女子高生になっている。4月から大学に進学するそうで、僕もほっとした。こういうケース、13歳にもなって日本にやってくると、日本語の学習、学校での勉強についていけなくなり、ドロップアウトしてしまうこどもたちを随分見てきた。この子にはかなりの能力があるのか環境がよかったのだろう。フィリピンではカソリック教徒が多数を占めるため、離婚は認められず・・・したがって日本で再婚したというフィリピン人女性の中にはさまざまな理由で法的には国際重婚になってしまう人が少なくなかった。配偶者が亡くなってしまったという場合は全く問題がないが、配偶者が逃亡してしまい、行方不明とか、中には配偶者や親族と示し合わせて「再婚」という出稼ぎにくる人もいなかったわけではない。こういう負の部分がなかったのだろう。ベトナム人男性67歳、きょうベトナム人スタッフがやってくる日だというのに、わざわざ前日にベトナム人の奥さんが薬を取りにやってきた。ご主人が精神科の薬を内服している事情もあってか、奥さんはいやいややってきたようで・・・僕の前で話をしているときにも携帯の着信音がして・・・覗き込んで「あっ、○○さんだ」とだんなさんの名前を呼び、「うるさいね、つかれちゃう、切っちゃう」と携帯に出ずにそのまま切ってしまった。前日にわざわざ奥さんに薬を取りに来させたというのは、明らかにベトナム人スタッフと会いたくはないという意志の表れだと思う。決してベトナム人スタッフが悪いのではなく、僕が生活指導をするとそれをそのまま翻訳して伝えるからだ。こうるさく感じるのだろう。こういうところが難しい。
  • 2018/9/1 9:00
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