AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年8月30日木曜

平成30年8月30日木曜

ベトナム人女性25歳、初診。技能研修生らしい。数日前から喉が痛く、咳と痰があるという。僕の知っている数少ないベトナム語であるダオコー(喉が痛い)、痰(ダン)と話すと、少し驚いた顔をしていたが・・・驚くようなすごいことじゃない。コーは喉頭のコー、ダンは痰の濁音。もともとベトナムも漢字の文化圏だったので、同じ漢字文化圏の日本とは共通の、あるいは似通った単語がある。ベトナムと日本は近くはないが、中国を真ん中にして互いに中国からの距離を考えたら当たり前といえば当たり前だ。航空会社の「航空」という文字、北京語では「ハンコン」と呼ぶが、ベトナム語も同じ「ハンコン」である。昼休み直前、ペルー人女性50歳が駆け込んできた。頭痛がひどいと、顔をゆがめている。もともと片頭痛があったはず。頭痛の程度など尋ねようにも、もうどうにもならないようす。奥のベッドの部屋に運び、部屋を暗くしたまま、イミグラン注を行って寝てもらった。午後3時過ぎに頭痛がよくなったと起きてきた。聞きたいことがあるというので診察室に入ってもらったところ、右の季肋部痛があると訴える。内視鏡による手術痕があるので尋ねたら、2か月前に近くの公立病院で胆石の手術を受けたとのこと、まだ痛いので超音波で診てほしいと言う。触診すると、たしかに触っただけで痛みが強いようす、ただ、発熱はなし。術後の超音波の診断はむずかしい。手術に関係した痛みということも否定はできないので、早い機会に手術をしてくれた医師の外来を訪ねるようにと話して、情報提供書を書いた。きのうは水曜は休診日、朝からクリニックにやってきて日本医師会雑誌の3月号外国人医療の特集号に依頼された原稿を書き始めた。およそのめどがついたので午後3時に引き上げた。締切は10月末だが、この分ならあと1週間ぐらいでとりあえずなんとかなるだろうと思う。
  • 2018/8/30 9:00
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