AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年8月6日月曜

平成30年8月6日月曜

4日の土曜日はたがが外れたように外国人患者がどっとやってきた。僕のほうだけで18人、土曜日の診療は4時間なので1時間に4.5人、約13分に1人を診ていたことになる。ベトナム人スタッフがやってくる日だったので、ベトナム人が5人、フィリピン人が4人、ペルー人3人、アメリカ人、インド人、タイ人、韓国人、中国人、ナイジェリア人各1人ずつで計18人。日本人も多かったので、診察終了後にしばらく呆然としていた。インド人男性42歳、痛風発作をおこしたのが6月末、しばらくコルヒチンを増減しながらようすを見ていたが、横浜市に在住のため、頻回にチェックすることができず、もやもやとしてしまう。今回は近くの整形外科の専門医に診てもらうこととして、フィリピン人スタッフにいっしょに行ってもらった。初診のベトナム人男性24歳、川崎市からやってきた留学生、クリニックのホームページでベトナム人スタッフが勤務している日を確認してやってきたとのこと、彼の診察自体は大きな問題はなかったが・・・こりゃ大変なことになるかも・・と思った。理由は・・いま日本で急増している外国人のNo1がベトナム人だからだ。AMDA国際医療情報センターに寄せられる相談にもベトナム人からのあるいはベトナム人についての日本人からの相談が目に見えて多くなっている。ベトナム語で対応できる医療機関はたぶん日本全国でも片手で数えられるぐらいかもしれない。大和市内の南部には隣の横浜市とまたがった団地があり、難民として日本にやってきたベトナム人とその家族が大勢生活している。僕のクリニックにやってくるベトナム人のほとんどはかれらなのだが・・前記のベトナム人の彼から留学生のコミュニティに口コミで広がったらと思うと、正直えらいことになりかねないと思う。フィリピン人女性47歳、会社の健診で貧血があると言われたと不安そうにやってきた。会社から受診したかどうか確認の書類を持ってきたが、たしかにそこには貧血のために受診してくださいと書いてある。そして特定健診の結果を見てあれっと思った。貧血はなく、むしろ血色素は多いぐらい、どう見ても貧血ではない。そしてLDLコレステロールが正常より少し高い。高脂血症のまちがいではないかと話し、朝から何も食べていないと言うので、採血した。こんなこともあるのねと不思議に思った。隣のZ市からやってきた初診のナイジェリア人男性48歳、何を生業にしているのかは知らないが、短期に滞在してビジネスをしているとのこと、高血圧で母国から持ってきた降圧剤がなくなりそうなのでやってきたとのこと、紙に書いてあった薬の名前はにじんでよく見えず、すると薬の瓶を見せてくれた。瓶のラベルにはゼストリルとアダラートの化学名が書いてあり、たぶんジェネリックだろう。血圧を測定し、ジェネリックを処方したが・・帰ったあとに気がついたが・・瓶の中にはまだたくさんの錠剤があった。もうすぐなくなるとは思えないほどに。
  • 2018/8/6 9:00
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