AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年8月3日金曜

平成30年8月3日金曜

ブラジル人男性51歳、特定健診を受けたいと予約なしで現れた。食事もしていないという。特定健診を受ける資格があるのに受けない人が多いというのが南米からの労働者の実情なので、その気持ちを大切にする意味で受けた。フィリピン人女性32歳、甲状腺機能亢進症でずっと拝見しているのだが、抗甲状腺剤でホルモンバランスがよくなるといつのまにか来なくなり、また悪化してやってくるということを何年も繰り返している。そのたびに注意をするので、本人もよくわかっているはずなのに・・・1月が最後の診察で昨日、手の震えなどでやってきた。おまけに国保も社保も持っていない。聞けば国保に入っていたが、会社に入って社保に切り替えたが、3か月で退社、その後の国保への切り替えがうまくいっていないらしい。なぜうまく行っていないのかを訊ねたのだが、会社からの書類が必要だが、それがないとか意味がわからない。こちらがなんとかしてあげようとしても、自助努力が乏しいとやはりむずかしい。こどもが3人もいるのにどうするのだろう?と勝手に思ってしまった。
 夕方になり、信じられない知らせがタイの友人から入ってきた。一番の大の無二の親友が昨日、訪問先のカナダのトロントで亡くなったというのだ。彼とは同じ年で同じ専門、はじめに出会ったのは34年前のバンコクで開催された国際学会の会場で。次の日には彼の自宅に招かれ、彼が形成外科の勉強で渋谷にやってきたときにも何度も会って励ました。タイは大好きだったが、はじめて僕がタイ人社会の内側を知るようになったのも彼のおかげだった。この10年は年に数回、会って食事したりする気のおけない、そんな親友だったのに・・・まだ信じられない。夜になって元の彼の部下で国立病院の副院長を務める友人から葬儀のために作る彼の功績集に原稿を頼まれた。現実なんだなとあらためて思った。遺体は来週にはバンコクに戻り、彼が長年勤務した空軍病院の近くの寺に安置されるそうだ。18日から夏季休暇をバンコクですごすつもりだったので、もう一度会いに行くつもりだ。
  • 2018/8/3 9:00
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