AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年7月13日金曜

平成30年7月13日金曜

あまり外国人を診察したという記憶がない一日だったが、きょうになって外国人患者来院ノーとを見たら、僕のほうだけで初診1名、再診が6名、小児科を併せると、10人は超えているだろう。これが「普通」の毎日だ。この外国人来院ノートも開業した平成2年1月16日以来、一日たりとも診療日には忘れずに記載し、今月から付け始めているノートで80冊目となった。精神疾患を抱えるアメリカ人女性、精神科で診てくれている医師からメモを預かってきて、読むと「プロラクチン、HbA1c、心電図」と書いてあって、この検査をしてもらって来てほしいと言われたとのこと。本人は「したくない」と待合室にいる時から興奮状態。こういうのって失礼ではないかと思ったが、どうだろう? 採血なら精神科の病院でもできるだろうし、心電図ぐらい取れるだろう。それより、なぜこの検査が必要なのか、何を疑っているのか、その根拠は何なのか? 何も書いてない、メモ用紙。僕のところで行うにしても、保険診療で行うには病名が必要だし、その病名だって検査に合わせて付けたらいいといえば保険は通るかもしれないが、臨床医としては納得がいかない。患者が興奮状態となって施行できなかったという返事の下に、検査が必要と考えた理由を教えてくれないと説得できないと書いたが、さて返事は帰ってくるかどうか? 午後になってイタリア人女性31歳、初めての来院、隣の市にある超有名企業で研修を受けているボーイフレンドに会うために短期滞在ビザで来たとのこと。症状としては喉から胃にかけての前胸部の焼けるような感じに動悸とのこと、前者は逆流性食道炎でもいいかもしれないが、後者についてはたぶんに心因的ではないかという印象を持った。聴診ではとくに頻脈もなく元気そうだったし・・・いろいろと尋ねていくうちにイタリアで薬をもらっているということがわかり、主治医からの手紙があるというので見せてもらったら・・パニック症候群でアルプラゾラムを処方していると書いてあった。来日後に一段と具合が悪くなったというのはこういうことだろう。アルプラゾラムはたくさん持ってきていると言うし、イタリアの主治医とは連絡が取れるというので、内服の仕方について増量を含めて相談をするようにと話し、オメプラゾールだけを処方、最後に受診日、症状、疾患名、処方、費用について記載した保険会社への英文の書類を作成して終わった。
あるところから外国人医療受け入れに関する原稿を依頼された。書けないことはないと思うのだが、あまりにすることが多くて手につかない。いつもなら昼休みに構想など練るのだが、いまは前日の特定健診の結果記入をして、30分ほど昼寝をするともう午後の診療の開始時間。この間に医師会長として面会に来る人に会わなければならないことも多く、69歳の身には堪える。
  • 2018/7/13 9:00
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