AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年5月11日金曜

平成30年5月11日金曜

いつも午前7時前にはクリニックにやってきて行政や医療機関などからの郵便物の整理をし、経営者としての経理の仕事をし、このブログを書き、メールのチェックをして8時50分から診察を開始する。8時近くになると早番の職員がやってくる。昨日の朝、やってきた職員がクリニックの前に男性がひとり立っていて、患者ではないようだったので話しかけたらアルゼンチンから来た○○です、先生に伝えてくれと言われたとのこと。なんと一週間ぐらい前にアルゼンチンから電話してきた旧知の医師だ。彼は日本で生まれて、幼稚園ぐらいのときに両親に連れられてパラグァイへ移住、隣国アルゼンチンで医師になり、日系の医師を招いて日本で研修してもらうJAICAのプロジェクトで日本にやってきて、僕の所属していた外科学教室で外科と内視鏡のトレーニングを受けていた。胃班あずかりとなったため、僕としばらく寝食をともにしたことがある。先週、奥様の健康に重大な問題があることがわかって電話をかけてきた。しばらく連絡がなかったのでその時も非常に驚いたが、何も言わずに地球の裏からやってきたことにはるかに驚いた。彼も奥様も日本の国籍は残っているそうで、お子さんも日本で働いているそうなので、日本での治療の可能性を考えたとのことだった。幸いなことに車で30分程度のところに奥様の病気の専門医で大学の外科学教室の先輩がオーナー院長を務める病院があるので、そちらを紹介して行ってもらった。これからのことを考えると胸が重くなった。スリランカ人の7歳のお嬢ちゃん、右の下腿に大きないぼがある。いくつかの治療法について母親と話し合ったのだが、1回で終わる治療を望みたいということなので、外科的に小手術で切除することにした。皮膚に麻酔のクリームを塗り、効いたと思われるころになり、極細の針を使って局所麻酔を打ち、切除して縫合、ごく短時間で終わったが、感心なことに泣きも暴れもしなかった。
  • 2018/5/11 9:00
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