AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年3月2日金曜

平成30年3月2日金曜

まか不思議な日、いつもやってくる日本人の患者でミクロネシアのポンペイに頻繁に出かけている方がいる。その方から近々、ポンペイからやってくる人がいるので胃の内視鏡をしてほしいと依頼されていた。やってきたのは僕より数歳、年下の方で、父親は日本人ね母親はポンペイの人で、ご自身は日本国籍と教えてくれた。医師となって2年目、ちょうと大学から大和市立病院に初めて出張となったとき、出張までの1週間を使ってミクロネシアのヤップとパラオに行ったことがある。グァムを真ん中に西へヤップ、パラオと続き、東へトラック諸島、ポンペイ、メジュロ、クェゼリン、ジョンストン アイランドがあってハワイとなる。ミクロネシアは戦前、国際連盟日本信託統治領であって、日本人も多く、土地のこどもも日本人のこどもも同じ小学校で日本語で学んでいたと聞く。ヤップに降り立ったときも土地の高齢の男性数人に話しかけられたが、東京の街中のような日本語に戸惑った記憶がある。ポンペイは昔はポナペといい、海中にあるナンマドールの遺跡から古代ムー大陸があったところではないかと言われているところで、世界でも屈指の多雨地帯である。こんな話をしていたら僕があまりにも詳しいので相手の男性も驚いたようだった。過去にパラオの人を診察したことはあるが、日本国籍とはいえ、ポンペイの人を診察したのは初めてで、僕も少し興奮していた。その方が帰った午後、頭痛がひどいという若い女性がやってきた。カルテにミクロネシアと書いてあるので、ミクロネシアのどこの島からやってきたのか?と尋ねたら、「ポンペイ」と教えてくれた。「えっ、午前中にポンペイの人、来たよ」と話すと、何の話?という感じで・・・そんなばかなという気持ちだったらしい。一番驚いたのは僕だ。医師になって44年、開業して28年になるというのに、初めて来た中部太平洋のごく小さな島の出身者が同じ日に全く別に二人も来るなんて。
  • 2018/3/2 9:04
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