AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成30年2月13日火曜

平成30年2月13日火曜

2月10日の土曜日も僕と小児科で計20人の外国人患者。内訳はフィリピン人14人、ベトナム人3人、タイ人、ペルー人、ブラジル人各1人。これだけの外国人がやってくると確率的に「問題のある人」が一人ぐらいは含まれる。この日の「問題のある人」はフィリピン人60歳、もう26年ぐらい、なんだかんだでやってきていると思う。彼女が数か月おきにやってくるのは偏頭痛のためだ。わりと典型的な痛みで、トリプタン製剤がよく効くらしい。このトリプタン製剤は先発品の値段が高くて、当初は数個ずつの処方を求められた。その後一時、生活保護となっていたときには10錠ずつ処方をしてほしいと言われた。自費払いがないからこう言えたのだろう。そして日本人の旦那さんが亡くなった後、生活保護から脱却して国保へ。また数個ずつの処方を求められるようになった。そして10日の土曜日・・健康保険が社会保険に切り替わったけど、まだ保険証をもらっていないという。こういうケース、通常なら自費で一時払いをしてもらい、社会保険の保険証が確認できたら保険分を返金するという方法を取るべきと思うが、自費で一時払いのお金がないという。会社も休みで保険証の話が真実なのか否か、確認しようがない土曜日にやってくる人はある意味で危険だ。確認しようがないことを承知の上で来ている可能性が大だからだ。これは国保の場合も同じだ。土曜日は役所も休みだ。どうしていいのか、考えた。こちらが何か、ミスしたわけでもなく、悪いわけでもないのに、こういう問題を持ち込まれるのは愉快ではない。あまり多くはない事務の手を取られてしまう。とりあえず、彼女の場合は保険分だけをもらっておくよう指示した。過去の26年間の彼女を見ていての感想だが、人をだますとかそういう意志はないように思える。これに類したことは今回が初めてではない。毎回毎回、すべてが行き当たりばったり、要するにいいかげんなだけである。こちらがこんなに悩んだ結果の方針であることなど、考えてはくれないだろう。
  • 2018/2/13 9:00
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