平成30年2月5日月曜
平成30年2月5日月曜
タイ人女性71歳、いつも高血圧の治療でやってくる。来るたびに「クン モウ」(タイ語で「お医者さん」)と言いながら、なにか作ってきたタイ料理をくださる。ネーンと呼ばれる豚肉のソーセージとか・・・今回はがさがさとかばんを開けてなにやら丸いものを取り出してきた。包装紙に包まれて中が見えないのだが、両手でいただいたときにけっこう熱く、液体だったので、スープと確信した。こういうビニールの袋につめてスープを持ち歩くのはタイではごく普通のことなのだが・・・日本で体験すると妙な気分。ちょっと患者の列が途切れた時に食べてみたのだが・・・おいしい。野菜と豚肉がたっぷり。幸せな気分を味わった。そのスープ、小ぶりのカップに取り分けたら働いているスタッフ全員に行き届いた。カンボジア人女性67歳、前回、内視鏡で逆流性食道炎と診断してオメプラゾール20ミリを就寝前に一回、処方したが・・・症状はまったく消え失せていた。続けてくれるようにその理論的な話を行った。インドネシア人男性25歳、市内に研修生でやってきているそうだが・・・比較的クリニックの近くにいるのだが、場所がわからずに1時間も探したという。どうやら他国での不安が身体的に現れているようだった。タイ人女性54歳、日本人のご主人がB型インフルエンザで、本人は2日前から中等度の発熱と咳、痰、体の痛みあり。検査の結果、同じB型インフルエンザだった。