AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年12月9日土曜

平成29年12月9日土曜

大和市から生活保護者の医療券が送られてきた。今回分をみると19人のうち、外国人が6人だった。大和市だけでなく、近隣の市からもその市に住む生活保護者で僕のクリニックに通院してくる人たちの医療券が送られてくるが、これよりもっと外国人の比率が高い。日本に住んでいる外国人は全人口の1.7%前後であるはずなのに、僕のクリニックに通院してくる生活保護者に限っていえば、30%近くが外国人ということになる。いま、世の中は外国人観光客狂想曲ともいえるような状態と思う。富やビジネス チャンスを運んできてくれる救世主のように思っている人たちが医療界にも少なくないようだ。しかし、観光客ではなく、我々の隣人として地域に住んでいる外国人の現状はこの数字に表れていると思う。生活保護になってしまった理由は日本人同様、さまざまなのだろうが、一度入り込むとなかなか抜け出せないし、抜け出す気がないのではないかとつい疑ってしまうような人たちも散見される。労働力不足を外国人で補おうという動きも盛んだが、こういう面もみながら国には指導をしてほしい。僕のクリニックには近隣の市からも外国人患者がやってくる。多くは日本語が不自由な人たちだ。小児科の予防接種、健診にしても問診票の内容を理解して記入することができない。それで近隣の綾瀬市、座間市にはお願いして国籍を超えて、希望者には市外の当クリニックにおいても予防接種や健診が受けられるように許可をいただいている。「国籍を超えて・・・」と書いたのはフィリピン人など外国人女性が日本人男性と結婚して生まれたこどもは日本国籍になるのだが、母親が日本語を理解できないという状況があり・・・こういうケースは「外国人の予防接種や健診はいいですよ」という許可をもらうと抜け落ちてしまうからだ。こういうお願いは決して僕のクリニックの儲け仕事ではなく、患者にとってはいつも診察を受けるところとちがう言葉の通じない医療機関で予防接種や健診を受けることの困難さを避けるためであり、そういう患者を受け入れざるをえない医師にとっては、問診票の内容を十分理解しないまま、予防接種をしてしまって副作用などが出る、そういうリスクを回避することになるだろうと思ってのことなのだが・・・つい最近だが、大和市内南部と隣の横浜市泉区にかかる団地からやってくる人たちのために横浜市の医療に関係している人に当クリニックでの予防接種、健診など許可をいただけないか、お願いしてみた。過去にもはっきりと断られたことが2回あるのだが、今回も「それは無理」という言葉で終わってしまった。
  • 2017/12/9 9:00
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