AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年12月8日金曜

平成29年12月8日金曜

午後3時から背部の大きな脂肪腫の摘出を予約していたフィリピン人患者54歳、時間になってもやってこない。午後5時45分より県医師連盟の執行役員会が横浜で予定されていて、その後に引き続き県医師会の会もあり、遅刻ができない。彼女は過去に自分からこの背部の脂肪腫の摘出をお願いしておきながら2回すっぽかした過去がある。一般的に脂肪腫の摘出は外科の経験がある医師にとっては簡単なことなのだが・・・この脂肪腫は大きさが4センチもあり、かつ背部の深いところにある感じがしていたので、そうそう簡単には終わらないだろうと3時に約束したのに・・・もう来ないならいいやと思っていた午後4時ごろになって彼女が現れた。クリニックのスタッフが時間に遅れるのは困ると話しているのが聞こえた。4時45分にはクリニックを出なければならないこともスタッフは知っていたので、「先生、いま来たけど、どうしましょうか? キャンセルして別の日にしましょうか?」と訊ねてきた。連絡なく遅れてきたことには少々腹がたったが、この日を逃したら「次の日」はないのではないかと老婆心が働いてしまい、そのまま摘出を行った。遅れてきた理由について、「怖くて迷っていた」と話していたが、いずれにしても連絡をくれるべきとだけ話した。思った通り、脂肪腫は深いところにあり、難儀はしたが、20分程度で終えることができた。
  • 2017/12/8 9:00
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