AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年11月27日月曜

平成29年11月27日月曜

川崎医科大学のM君がせっかく見学に来てくれたのに・・・こういう日に限ってあまり外国人患者が多くない。それでも終わってみたら12人ほど来てくれた。日本に帰化したベトナム人が二人、フィリピン人が6人、カンボジア、中国、アルゼンチン、ペルーと各々一人ずつ。遠方から来てくれたのにあまり参考にはならなかったのではないかと心配している。アルゼンチン男性65歳、初めての上部消化管内視鏡検査、麻酔の注射を使うことなく、あっさりと終わってしまった。大きな病気はなし。症状も消失していて、とくに処方はしなかった。ペルー人男性44歳、高血圧と高脂血症、不眠症で拝見している。飲みきってしまって数日間降圧剤を内服していないせいだろう、血圧が150を超えている。どうして飲みきる前に来てくれないのか、不思議になる。いつも一か月分処方しているのだから。母親も中性脂肪が極めて高いと話を始めた。遺伝とでも言いたいのかな?と思っていると、母親の話が延々と続く。わかったことはペルーにいる母親の中性脂肪が極めて高いので、薬を日本から送りたい、あるいはだれかペルーに帰る人に持って行って欲しいということだった。話の行く先がなんとなくわかったので、「あなたの公的保険で母親の薬も処方してほしいということ?」と尋ねると「そうだ」と答えるので、それは日本の公的保険制度のルールでできないことであると話した。後でよく考えてみると、日本の公的保険は本人だけではなく、家族もカバーされていることが多く、それでもしかしてペルーにいる家族もカバーされると誤解したのか、あるいは自分の名前でならいくらでも処方してもらえると考えたのかな?と思った。いずれにしてもこういう行為は公的保険の範疇にはないことをしっかり伝えるべきと思った。
  • 2017/11/27 9:00
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