AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年11月18日土曜

平成29年11月18日土曜

フィリピン人男性46歳、たしか都内の米軍関係の施設でコックとして働いていると聞いていた。高血圧で拝見しているのだが・・・前回診察して降圧剤を処方したのが8月、すでに3か月過ぎている。今まで薬はあったと言う。毎日内服していればそんなことはないはずだ。具合の悪い時だけ内服していたの?と尋ねると「そうだ」という返事。そりゃそうだろう。内服して血圧が下がって、それでよかったと内服するのを中止すれば、そりゃ血圧はまた上がるはずだ。逆に言えば、キチンと毎日内服してくれたら、「具合が悪い」こともなくなるはずなのだが・・・指示通りにやってこないのはどうやらお金の問題でもないらしい。彼の給与がそんなに安くないことは知っている。たぶん慢性疾患のフォローの仕方が理解できていないというか、文化のちがいというか・・・こういう「いい加減さ」は日本人でもないことはないが、僕のクリニックでは東南アジアの人やペルー人などに圧倒的に多い。血圧計も壊れちゃって家じゃ血圧測れない・・という彼の言葉。すると具合が悪いというのは頭痛がするとか動悸するとか胸苦しいとか・・そういうものを感じるのだろう。これはあまりいいことでないと話して彼が帰ったあとで気がついた。「あまりいいことではない」と話したのは何事もやんわりと話す日本人的発想からで、本当は「悪いことだ」とはっきり言うべきだったのだ。
  • 2017/11/18 9:00
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