AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年11月11日土曜

平成29年11月11日土曜

精神疾患を持つアメリカ人女性、血圧が高いと電話があった。いつも血圧が高いとテノミンを内服するとよくなるので欲しいとのこと。まずは来院してくれるようにフィリピン人スタッフから話してもらった。彼女の場合は来院するとか自分の明確な意志に基づいたことはしてくれるのだが、こちらがお願いしたことは自分の意志でねじまげてしまう。治療に際して、処方した薬がきちんと内服された結果なのかどうかわからずに苦しい判断をいつも迫られる。昨日アムロジピン5ミリを処方しており、これにβ―ブロッカーであるテノミンを加えると降圧効果は相当に高いはずと考え、血圧を測定したところ、160を超えていた。テノミン50ミリを追加処方した。午後になってタイ人女性患者57歳とタイ人男性患者47歳が偶然、続けてやってきた。ふたりとも診察の後にタイ国王陛下の葬儀の日のタイの新聞をプレゼントしたところ、嬉しそうに持って帰ってくれた。夕方、パキスタン人の11歳の女子が来院。左の上腕に1センチ×1センチのしこりがあって悩んでの来院。一見するとアテロームのようにも思えるが、可動性がある。脂肪腫にしては軟らかすぎるし、石灰化上皮腫にしては円形すぎる。いずれにしても悪性の腫瘍とは思えないこと、ただし治療としては摘出しかないだろうと話した。日本語の理解力や話し方が通常の日本人と同じなことに驚き、いつ日本に来たのかと尋ねると・・・生後3か月という返事、彼女にとってはもはやパキスタンのほうが「見知らぬ国」なのだろう。
  • 2017/11/11 9:00
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