AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年10月6日金曜

平成29年10月6日金曜

フィリピン人女性50歳、近隣に嫁いでいる妹を訪ねて来日してまだ日が浅いそうだ。腹痛に動悸、めまい。話を聞いていてもどうやら感染性腸炎などではなさそうだ。念のために血圧を測定してみると160/100、いつもは最高血圧で120前後と言うから、どうやら日本での生活のストレスや心因的問題ですべての症状が説明できないことはなさそうだと感じた。妹にこの点を話すと、「まだ来たばかりだし・・・」ともっと日本にいてもらいたい様子がありありとわかる。過去に親族を訪ねてはるばる日本にやってきて、心療内科が必要か?というケースをずいぶんと見てきた。帰国後のようすを家族に聞くと、異口同音に「すぐにもとに戻って元気だ」という返事。もう35年近く前、僕自身の親友の台湾人のお母様が息子夫婦を訪ねて来日した時に、夜中に拘禁障害というか、錯乱状態となり、母校の大学病院に緊急で搬送して診てもらったことがあるが、結果はどんな検査も異状なし。すぐに帰国したら、帰国に合わせたようにそのまま「普通」になってしまった。このケースも同じような気がしてならない。一応、アムロジビンの2.5ミリを一日一回として処方しておいた。タイ人女性48歳、特定健診の結果を聞くために日本人のご主人とやってきた。やはり日本語での説明でははっきりとはわからないようで、ご主人に向かっては日本語で説明し、それを彼女に向かってはタイ語で説明するという対応で乗り切った。説明を終えた後、しばらくご主人とタイの話で盛り上がった。ペルー人女性46歳、こちらも特定健診の結果を今度はスペイン語で説明、中性脂肪が598、正常が149以下なので、「すごい」数字だ。食事療法について指導したが、それだけでは足りないと思い、まずはベザファィブレートを200ミリ、夕食後に内服と処方し、食事療法もきちんと行い、1か月半後ぐらいに空腹時採血をして、効果を見ることにした。
  • 2017/10/6 9:00
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