AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年7月1日土曜

平成29年7月1日土曜

とうとう今日から7月、1年の半分が終わってしまった。嘘みたい。きのうの続きだが・・・昼休みになって役所の人が面会に来て、特定健診の結果を書き込み、医師会の理事会準備のためのテレビ会議を待っている間、少し休もうかと思っていたら、事務の職員からFさんというベトナム人の方が来ていると連絡があった。きょう、妹さんを連れて眼科に行くはずになっていた彼だ。時間を見ると、眼科での約束の時間まであと1時間、あれ、どうしたのかな?と思っていたら、彼が診察室に入ってきた。これから行きますとのことで包みを僕に手渡してそそくさと帰っていった。開けてみたら、ベトナムからのおみやげの刺繍による絵だった。後で職員に聞いたら、クリニックの外に成人女性がふたりと小学生程度のこどもがふたりいたらしい。たぶんそのうちの一人が彼の妹、眼科を受診する方なのだろう。予約の時間に遅刻したということはないかと思うが、いまだにその眼科医からは連絡がない。個人のプライバシィだから僕に話す必要はないが、どういうことになったのか、気になる。
頭痛の種がもうひとつ。ガーナ人男性29歳、隣のS市から来院。この2か月ぐらい体がだるいし、痛い、きのうからは頭も痛いと訴える。額に手をあてると熱いので、検温すると37.9度であった。1年前にガーナに帰国した時に体調を崩して病院に行ったら、点滴をされ、そのときに医師がなにか液を点滴から静脈に注射した。以後、具合が悪いと言う。よくわからない話だ。昨年の10月に風邪をひいてやってきたことがあるが、その時にはそんなことは言わなかった。肝炎なども視野に入れて採血を行った。念のためにと彼に話して、了解を得てHIV抗原抗体即日検査を行ってみたが、抗原も抗体も陰性だった。マラリアの可能性も考えてはみたが、震えるような発熱はないというし、ガーナに帰った時にも発熱はないと言うし、ちがう気がする。30年近く前にカンボジア難民の人でマラリアに罹患している人を二人、見たことがあるが、高熱とすざまじい震え方だった。1年でたった2回目の診察ではその人のパーソナリティがよくわからず、このように「点滴からなにか得体のしれない液を入れられて、すぐに具合が悪くなった」などという話を信じていいのか、どうかわからない。もしかしたらビタミン剤かなにかだったのかもしれないし。おまけに熱帯病というかガーナの風土病についての知識がこちらにはあまりない。まずは解熱剤を処方し、肝炎など採血の結果を待つことにした。
  • 2017/7/1 9:00
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