AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年6月23日金曜

平成29年6月23日金曜

午後から内視鏡検査を行ったペルー人女性41歳、とうとう生活保護になっていた。初めて彼女が僕のクリニックにやってきたのは20台の終わりのころだと思う。小さな男のお子さんと同じペルー国籍のご主人がいたが、その後離婚、細かいことは知らないが、ご主人の暴力が別れた原因と聞いた記憶がある。こどもを抱えて仕事をしていたが、職場の人間関係などで悩みを抱えると、すぐに胃が痛くなってしまう。それも決まって空腹時痛で、当時、内視鏡検査を行ったところ、教科書通りの十二指腸潰瘍だった。プロトンポンプ インヒビターを内服するとすぐに痛みがなくなってしまい、住まいが市内でも遠いところなので、いつのまにか来なくなってしまう。また痛くなるとやってくるの繰り返しがずっと続いていた。今回も胃の症状だが、痛みというよりむかむかすると言う。内視鏡検査の結果は十二指腸潰瘍も胃潰瘍も、もちろん癌もなかった。たぶん機能的疾患なのだろう。数年前から両手のしびれ、痛みがあり、整形外科を受診しても治らないそうで、そういうことを含めて、職場の経営者とむずかしい仲になってしまっているのだそうだ。どちらかというといじめられキャラの彼女、悩みが胃の症状として反映されてしまうのだろう。なかなか日本社会でやっていくのがむずかしいのではないかとつい考えてしまう。帰りに、別の相談をしてもいいですか?と言うので、いいよと言うと、この手の痛み、しびれの話だった。どこを受診していいかわからないと。近くのペインクリニックに紹介状を書いたが、生活保護のため、まずは役所の担当課に行き、その医療機関あての医療券をもらわないと受診することができない。帰りに役所に寄るように話したが、きょう行けないと仕事の関係でつぎは7月10日前後になってしまうと話す。うーん、そんなにつらいのなら何はおいてもすぐに行ってほしいのだが・・・・
  • 2017/6/23 9:00
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