AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年6月20日火曜

平成29年6月20日火曜

午後になって比較的近くにある某国立大学の健康保健センターの紹介状を持った留学生らしき女性がやってきたと受付から連絡があった。28歳、タイ人女性、英語はできますと話しているという。診察室に入って来るなり、タイ語であいさつしたところ、やはり驚いたようすだった。いっしょに付いてきたのが同じ大学のタイ人と中国人の留学生仲間だった。ここからはタイ語を中心に英語を交えて診察。診察室の壁に貼ってあるバンコクのプミポン空軍病院からの感謝状をまじまじと見て、「ドクター、この病院知っているのですか?」と尋ねてきた。「毎年2回、医学生と看護学生への奨学金で訪れる」と話すと、「私のおじさんが医師として務めている」という。おやおやおや、これはずいぶん話が近づいてきたぞと思いながら、つい先月、プミポン空軍病院を訪れた時の写真を見てもらったら・・・僕の友達の中に彼女のおじさんはいなかった。ようやくリラックスできたようなので、情報提供書を見ながら、拝見したが、結論から言うと、日頃、過敏性腸症候群があるところに感染性腸炎となり、さらに軟便が続いて外痔核が悪くなったのだろうと推察した。こう考えるとすべての合点がいく。おなかは聴診、触診させてもらったが、おしりはどうしようか?と言うと、笑いながら「できれば見られたくない」と。そうだろう、日本人以上に恥ずかしがり屋だから。肛門から出血があるとの話だったが、かゆみと痛みもあるというし、肛門を触るとなにか触れるというので外痔核でまちがいないと思う。とりあえず、痔核用の軟膏を処方し、2週間後におなかとおしりの状況を教えてほしいとお願いした。僕のプラ・クルアンや診察室の冷蔵庫の上の仏様を見て、タイの東大と言われるチュラロンコン大学卒の才媛も二度三度驚いたようだが、驚くたびに親しみを増してくれているのがよくわかった。最後に大学の健康保健室にお返事を書いて終わった。
  • 2017/6/20 9:00
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