AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年6月10日土曜

平成29年6月10日土曜

カンボジア人女性78歳、雨の季節になっていやだね、先生と。たしかにカンボジアにも雨季はあるし、それも梅雨よりはるかに長い半年だが、ザーッとスコールが来た後はお日様が出てカンカン照りになる。梅雨は朝から晩までじめじめしてうっとうしいからいやだというわけだ。いつもの診察のあと、次の診察時に特定健診を行うことで話が進んだ。毎年、検査の当日、尿を採ろうとクリニックのトイレに入っても、出ないそうで・・・採尿のときの注意ごとを話して、紙コップとスピッツを渡しておいた。こんなことで笑顔で感謝された。同じくカンボジア人女性63歳、潰瘍性大腸炎の診察を終えて、帰り際に「せんせい、またきてたからこれ」と大きな封筒を渡された。ああ、毎年の難病申請の用紙だなとは気がついたが、待合室に人がたくさんいらっしゃる気配がするので、そのまま預かった。日本語で書けない彼女の代わりに、主治医が記載するところ以外も僕が毎年書いている。昼休みにカルテを見ながら用紙をよく読むと、記載のためにしておくべき大腸内視鏡と血液検査がまだ行われていないことに気がついた。血液検査が嫌い、大腸内視鏡は恥ずかしいからいやだという彼女の気持ちを知りすぎているため、そして症状が内服により軽度に抑えられているため、ついついこうなってしまう。3歳にころから知っている彼女の娘さんに電話して、わけを話して、大腸内視鏡の検査前処置の薬を取りに来てもらうことにした。
  • 2017/6/10 9:00
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