AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年5月26日金曜

平成29年5月26日金曜

フィリピン人女性63歳、近隣の市から来院。2月から咳、痰が止まらないとのこと。痰の色は緑色と教えてくれた。いやな予感。通常の風邪にしては症状が長すぎる。結核やがんの可能性だってある。おまけに日本の公的保険を持っていない・・おまけに付いてきたフィリピン人女性によると「あまり」お金がない。こういう手足をしばられたような制限つきの状態で診療をせざるをえないことにほんの少しいらいらする。まず胸部のレントゲン写真を撮影したところ、左の中葉にほぼ三角形の白い影が見えた。結核やがんの陰ではなさそうで、ほっとした。気管支の枝に痰がつまり、その先が無気肺になっているのではないかと推察した。去痰剤、抗生剤で治りますように。第四木曜日は毎月、神奈川県医師会の各郡市医師会長と県医師会理事役員との会長会があるので、午後4時には診療を打ち切っているのだが・・・3時50分になって中国人女性25歳が来院。ときどき高脂血症で採血をしている父親が付いてきた。御嬢さんは日本で育ち、日本の学校を卒業しているので、日本語の発音は全く我々と同じ。事情を知って帰ろうとしたが、診察室に招き入れて、話を聞いた。上腹部痛とときどき左中腹部痛、痛みに波があり、会社を出るとよくなるという。会社でストレスがあるとも話していたし、痛みの場所、性状を加味して過敏性腸症候群ではないかと推察した。どうやら過換気症候群になることもあるらしい。血液検査とか内視鏡検査とか、すべきだろうかどうだろう?と父親が心配するので、してもいいけど、しなくてはいけないとは思わないと話した。その後に考えていることを説明。それならもう少しようすを見ると帰って行った。その後、脱兎のごとく、駐車場へ。けっきょく会長会には間に合った。
  • 2017/5/26 9:00
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