AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年5月12日金曜

平成29年5月12日金曜

ペルー人女性41歳、日本語がまったくできないに等しい。それだけでなく、少し理解力に乏しく、いつも僕を悩ませる。腹痛と発熱で昨晩は救急車に乗ったと話してくれた。どこが痛いの?と尋ねると右の下腹部を抑える。ただし、痛みには波があるらしい。発熱もあり、こりゃもしかして急性虫垂炎か?それにしては痛みの症状が合わないななどと思いながら、末梢血とCRPを調べてみた。白血球数は5000程度、CRPは0.3、これは細菌感染ではない。ということは急性虫垂炎ではないということで少しほっとした。軟便もあるということで、ウィルス性の感染性腸炎だろうと考えた。脱水もあり、点滴施行して帰ってもらった。あの日本語力では診察した医師はお手上げに近いだろう、問診しようにも話が通じない。だからこそ何があっても僕のところにやってくるのだと思う。フィリピン女性49歳、カルテを見ると、高血圧で診ていて1年間ぐらい来ていなかったが・・・後頸部がはって不快感があると来院。やはり160/100とまた血圧が上昇していた。体重でも著明に減少しないかぎりは予測できた結果なのに・・・こういうことには慣れっこになってしまい、怒ることなど決してないが、「あなたのためには継続して内服することが必要なのだよ」と話しておいた。
  • 2017/5/12 9:00
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