AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2017 11月 » »
29 30 31 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 1 2
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

平成29年3月21日火曜

平成29年3月21日火曜

 今度の日曜に日本医師会の定例代議員会がある。前日には関東甲信越医師会の懇談会もあり、久しぶりに都心でホテルに泊まることになった。日本医師会の定例代議員会での質問があるかないかを神奈川県医師会では各日本医師会代議員に尋ねており、僕にもお尋ねが来た。外国人が増え続ける中、外国人患者は大きい病院ではなく、小さな地域の医療機関でも増え続けていると想像できる。それは観光客だけでなく、日本に我々の隣人として居住している外国人が多くなっているということを示すものだ。しかし、オリンピックを控えて外国人観光客の増加で収益をあてこむ国交省も観光庁もそして多数の企業も、お金を使ってくれる観光客にのみ関心があるようだ。大きな病院には通訳を置くなど厚労省としても支援をしているようだし、神奈川県のように県が後押しするNPOが県内の大きな病院と契約して必要に応じて予約制で通訳を派遣するシステムのところもある。
しかし、観光客や外国人居住者が言語のサービスがあるからといって、2次医療、3次医療の大きな病院に押しかけたらどういうことになるだろう? 日本人はかかりつけ医制度でまずは1次医療機関を受診しなさいと言いながら、結果的に外国人を2次3次医療機関で受け入れるとなると、日本人に対する差別になりかねないし、たぶん日本の医療システムは相当に混乱することだろう。もしかして、観光客を診ることは保険を持たない自費診療の患者を診ることになり、それは儲けにつながるから別口で診るなんてばかなことは考えてのことではないと思うが。1次医療はまずはクリニックなどで拝見すべきことだろう。それが日本医師会のいうかかりつけ医制度だと思う。しかしながら、1次医療機関で言語のサービスがあるところは限られているし、外国人医療には慣れていない。だから小さな1次医療機関で外国人患者を受け入れるについて、日本医師会のどのような考え、支援をしていくつもりか?と質問するつもりで質問書を提出した。神奈川県医師会の理事会では僕の質問ともうひとつ、副会長の質問が正式に質問として認められた。ただし、今度は関東甲信越ブロックの質問として認められなければ、質問は日の目をみない。今回はどうやらここでだめだったらしい。しかし、今回であきらめずに日本医師会の代議員を続けている間はいつか取り上げられると期待して、今回の内容のものを質問として出し続けたい。
  • 2017/3/21 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (267)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://amda-imic.com/modules/blog/tb.php/1461