AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2017 12月 » »
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

平成29年3月17日金曜

平成29年3月17日金曜

きのう書いた件、近くの調剤薬局に電話して薬剤師に来てもらって顛末を聞いた。最終的に本人は納得して帰ったとのこと。それでもよく考えてみたら、こういう疑いは日本人患者にも持たれる可能性がないわけでもない。有効期限の説明は箱を見せてあげて、行ったほうがいいのではないかと話したが、調剤薬局ではどこも箱を開封してばらしたものを袋に入れて渡しているはずで、処方箋を見てから箱を開封するという作業はひとつ仕事を遅くすることにもつながりかねず、むずかしいのかもしれない。フィリピン人スタッフが出勤してから事のいきさつを話したところ、数日前に患者である女性から電話があったとのことだった。有効期限が切れた薬をくれた、私を殺すつもりか?と話したとのことで、これがもし本当だとすると精神科疾患も考えなければならないのかもしれない。パキスタン男性51歳、あす、一時帰国するからと来院。もともと過敏性腸症候群があるのだが、最近、おなかが痛い、口の臭いが強く、おならの臭いと似ていると言う。腹満もあるという。県内の国立病院ですでに消化管の検査は受けていて、「なんでもない」と言われたとのこと、「なんでもない」のに具合が悪いのはなぜだろう?と質問された。病気にはなにかが臓器にできる器質的疾患と働きが悪いという機能的疾患とがあり、内視鏡検査やCT検査でわかるのは器質的疾患であって機能的疾患はわかりにくい、先生が「なにもない」と話したのは少し言葉足らずだが、器質的疾患のことだろう、あなたの過敏性腸症候群は機能的疾患だからそういう画像診断ではわからないはずと話すとそれなりに理解してくれた。
  • 2017/3/17 9:00
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (345)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://amda-imic.com/modules/blog/tb.php/1459