AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年2月21日火曜

平成29年2月21日火曜

午後になり、県央のA市からフィリピン人のご夫婦が新患で来院。急性感染性腸炎と思われる下痢と腹痛で同市の公立病院を受診したが、外来受付時間の締切である11時を過ぎていたために受け付けてもらえなかったとのことだった。そこでインターネットで英語で対応できる医療機関を探したら、僕のクリニックが出てきたとのことだったが・・・彼らがドアを開けて入ってきて受付に進んだら、外国人患者がやってきたとのことで、フィリピン人スタッフが出て行った。すると・・英語で二言三言話したら・・・「えっ、もしかしてフィリピン人?」とタガログ語で聞かれたとフィリピン人スタッフが教えてくれた。すごくうれしかったらしいが、そうだろう。フィリピン人にとっては英語は母国語ではないし・・なにより困っているときに訪れたクリニックで、自分の国の人間が働いているのをみると親しみも湧くようだ。それからは奥さんのほうはにこにこしていたらしい。ご主人の感染性腸炎は程度からいうと軽症から中程度、あまり問題はないと思い、処方した。診察が終わって、さあもういいよと言おうとしたときに・・奥さんのほうから「ドク、もうひとつ相談していいですか?」と言われた。もちろんいいですと返事をすると・・ご主人はフィリピン在住の時からB型肝炎があると言われていて、現在もフィリピンから送ってもらっている薬を内服しているが、僕のクリニックでその治療が受けられますか?ということだった。送ってもらっている薬というのが単なる肝庇護剤なのか、それとも肝炎ウィルスを根本的にやっつけてしまう薬なのか、今の肝機能の状態やHBs抗原が陽性なのか、HBe抗原も陽性なのか、何もわからないので、まずは今回の急性感染性腸炎がよくなったらフィリピンから送ってもらっているという薬とフィリピンでの血液検査の結果を持参して見せてもらうことにした。うれしそうな帰って行くのを見て、こちらもうれしくなった。
  • 2017/2/21 9:00
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