AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年1月23日月曜

平成29年1月23日月曜

21日の土曜日はクリニック全体で19人の外国人患者。ベトナム人通訳スタッフが来てくれる日で、ベトナム人が多かった。隣のA市の特定健診でやってきた68歳のベトナム人女性、数年前に難民としていっしょにベトナムからやってきたご主人が亡くなってから、あまり外出もしなくなってしまったという。特定健診もやっと受ける気になって食べずに来てくれた。こういう人が病気になったら、どのように支えるべきなのか、支えられる体制があるのか、心配になる。火曜にやってきたベトナム人の68歳と67歳のご夫婦、二人とも別の問題でやってきたが、200近い高血圧もあって・・降圧剤を処方して数日、血圧はほどよく下がっていた。奥様は内視鏡検査も施行、やはりひどい食道裂孔ヘルニアがあった。「熱い」のは逆流性食道炎によるものだろう。オメプラゾールの内服後、少しはよくなっているとのことでほっとした。ご主人のPSAがわずかに正常範囲内より高く、前立腺肥大の薬の効果を見ながら、必要があれば専門医に紹介せざるをえないだろうが、言葉の壁が心配だ。ベトナム人は合計6人。ベトナム語の通訳スタッフにいま、どれぐらいのベトナム人が在留カードを所持して日本に滞在しているか、知っているか尋ねてみた。インドシナ難民として80年代から日本に合法的に受け入れられたベトナム人は8千人台だ。ベトナムが経済的に貧しく、また共産国家であったため、なかなか自由に往来はできなかったのだが・・この数年の在留外国人統計を見ていると驚くべきことに、うなぎのぼりにベトナム人の数が増えている。中国、韓国、フィリピン、ブラジルに次いで多く、たしか最新の統計では14万7千人弱だったと記憶している。在留ベトナム人を語るとき、インドシナ難民とその家族はわずか5.4%を占めるにすぎなくなっている。AMDA国際医療情報センターへの相談電話でもベトナム人関連の相談は増えつつあり、かつインドシナ難民としてやってきた人たちが多く住む東京、神奈川、群馬、大阪以外の地域からの相談が多く、法務省のデーターを裏付けていると思う。14万7千人弱という人数を聞いてクリニックのベトナム人通訳スタッフが驚いていた。
  • 2017/1/23 9:00
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