AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成29年1月7日土曜

平成29年1月7日土曜

フィリピン人のご夫婦、57歳の奥様のほうはいつも高血圧で受診している。相当に太っているのだが、いっとき顔が小さくなり、やせたと言っていたのでがんばればできるものだと励ましたりしていたのだが・・・正月があけてやってきたら元の太った姿になっていた。クリスマスから正月にかけてパーティパーティでおまけに寝正月だったらしく・・ダイエットがつらいとこぼしていた。こんなに太っていると心臓にも負担がかかるのではないかといつも心配しているのだが、最近、胸が苦しい、昨日も苦しかったと不安そうに訴える。そうか、部屋に入ってきたときからの不安そうな顔は心筋梗塞や狭心症など、虚血性心疾患を心配してのことなのだなとここでようやく理解できた。いろいろと問診を進めてくうちに、かがんだときだけ苦しい、食後に苦しいと、どうも虚血性心疾患とはちがうという印象を受けた。かがんだときなどは体型的に胃が挟まれてとくに食後はそれが強いのではないかと推察した。ところでこんなに太っているので、採血がいつも超大変なのだが、採血を担当した看護師が駆血帯をして腕を触った時点でギブアップ、先生、お願いしますということで選手交代、一発で採血できた。患者もおおおおと顔が明るくなった。いつも看護師に採血を指示していると、彼女に限らず、患者は僕が採血するというと心配になるらしい。たぶん慣れていないと思うのだろうが、外科医の訓練の数年間は大学病院やその関連病院で大げさに言えば、朝から晩まで採血、点滴注などしている。単なる自慢である。
  • 2017/1/7 9:00
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